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『四章 幸運の足枷、屋上の桃源郷』由鶴が去って行った後、俺たちは食堂にいた
雷「…人殺し、か」
荒「…俺もデリカシーなかったな。流石に」
雷「…」
なんとも言えない雰囲気になってしまった
舞「あ、あの…私もいいですか?」
荒「え?いいけど」
舞「ありがとうございます…突然ですけど、今日の秘密公開どう思いましたか?」
雷「うーん、モノクマの用意した罠みたいなもんだろうな」
荒「罠?」
雷「仲間を疑心暗鬼にさせてコロシアイを起こす。そんなもんだろ」
舞「ですよね…例えば天谷さんとかの秘密って危ないですし」
荒「…確かにな、不安に思った誰かが殺すとかいうこともありえるな」
雷「軽い人は狙われにくいけど、重い人は…」
舞「そこでお願いがあって…」
荒「お願い?」
舞「その、天谷さんとかの護衛っていうか、見張りをお願いできますか?」
雷「え?」
舞「天谷さんが殺されないように、お願いします」
荒「てか、なんで俺たちなんだ?俺の秘密も重めだし」
舞「…私が信用できるのは2人だけなんです。だから」
今多分由鶴を護衛しても断られるし、きっと隠れてもバレてしまう
だから護衛は出来っこない
雷「うーん…今ちょっと由鶴と気まずくてな」
舞「そうなんですか?!じゃあどうすれば」
荒「心とかどうだ?ちょっと変だけど俺たちよりは」
舞「…じゃあ私がやることにします」
雷「本当に?大丈夫?」
舞園さん見たいな女の子が人を殺そうとする人を返り討ちにできるとは思えないし
もしかしたら殺されてしまうかもしれない
舞「雷電さん、大丈夫ですよ。返り討ちにできなくても知らせることはできますし
絶対に私は殺されません」
雷「え?なんでわかったの?」
舞「…私はエスパーですから」
そう言うと振り返らずに食堂から出て行った