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月日は流れ六年後。



中:……(今は西暦何年だ…?何も感覚が無ぇ)

中:……(もう疲れた)

研究員:おい、お前。

中:は、はい……(今日は何をされるんだ…?)

研究員:お前を引き取りたいという奴が出た、今日で出てって貰う

中:……はい

プルルルル

研究員:……静かにしてろよ

ピッ

研究員:もしもし、はい、はい。

中:(何話してんだ…?)

ピッツーツーツー

中:(何時の間に終わったのか)

研究員:今から引取相手が来る。準備しとけ

中:はい…(俺を引き取りたいって……誰なんだ?そんなこと云ったのは)

ガチャッ

中:ビクッ!


扉が開いた先に居たのは_____




太宰だった


中:(はっ、? 太宰…?あれは本当に太宰なのか、? )

太:……ゃ、?

太:…ちゅぅ…ゃ、?

中:!!

中:だ…ざぃ、?


駄目だった、


其奴を太宰と認識してしまったら、もう、…

駄目だった


気付いたら勝手に、体が動いていて、


頬が生温くて、


我慢出来なかった、


抱きしめて欲しかった、


中:太宰ッ!!!

太:っ中也!!!


勝手に足が動いていて、


気付いたときにはもう彼奴の腕の中だった、


中:っ…!、太宰っ!、太宰っ!!

太:っ、! 中也っ!!


周りの音なんて何も聞こえなかった、

此の儘ずっと太宰を抱きしめてたいと思ってしまった、


太:っっ、ごめんね、中也、

太:あの時先に死んで、中也の事置いて行ってしまって…、

中:っ、!馬鹿っ!!阿呆っ!!

中:糞鯖っ!!包帯無駄遣い装置っ!!

中:っ、!!…莫迦ぁ!、

中:何でっ!何であの時置いて行ったんだよ!!

中:手前が死んで!!淋しかった!!

中:もっと一緒にっ!!居たかった!!

太:…!

中:ずっとずっと一緒に、何時もみたいに喧嘩して!、

中:これからもずっとっ!何時も通りの生活が続くって!!

中:思ってたのに!!!

太:……

中:ゔぅぅ〜〜〜

中:っっ、なんか云えよ!、莫迦!!

太:…ごめんね、中也

太:君を置いて行ってしまって

太:本当に済まないと思っている。

太:でもね、聞いて欲しいんだ。

太:私は、ずっと死にたいって、生きる意味なんて無いって、思ってた

太:でも、私ね、死ぬ時一つだけやり残した事が有るなって、思ったんだ

太:それがね、中也、君を一人置いて行ってしまう事だよ

中:……俺、?

太:あゝ、君だ

太:私はね、中也、君を愛しているんだ

太:だからこそ、私が死んだ後中也の傍に居てやれないことを、とても悔やんでるんだ

太:中也が悲しい時、慰めてあげられない

太:中也に何か有った時、ぎゅっと抱きしめてあげられない…

太:其れが嫌だった

太:だから少し、死にたくないなって思ってしまったんだ

太:其れ程にも君を愛してる

太:だから、許してはくれないかい?

太:もちろん、許してくれなくたって良い…、

太:でも、また、恋人としても、相棒としても、傍に居させて欲しい

中:……

中:…ねぇ……、

中:許さねぇ!!

中:ぜってぇ許してやんねぇからな!!

太:…そうか

中:でも!!

中:…一緒に、!!居ろ!!

中:俺の傍に、!!今度こそ一緒に!!居ろ!!

太:!!

中:…そしたら…、許してやらん事も無いっ//

太:…ふふっ

太:あゝ、約束するよ

太:ずっと傍に居る

中:…莫迦っ//

中:…あいしてる//

太:私もだよ、中也

太:愛してる( チュッ 

中:!!っ莫迦!!//


そんな会話をしていると空気の読めない手が入ってきた


研究長:早く出ていってくれないかね

太:…判りました、では、出ていきますね?ニコッ


バァンッ!


研究長:はっ?(バタンッ

太:僕の個性『斜陽』を使いましてね…其処ら辺のチンピラから模倣してきました

太:そうそう、中也も個性あるんでしょ?使っちゃいなよ

中:使って良いのか、?

太:あゝ、勿論

中:じゃあ、


汝、陰鬱なる汚濁の許容よ、更めてわれを目覚ますことなかれ


太:え…?

中:今の俺はなァ、汚濁が制御出来る様になってんだぜェ?

中:だからこうして今も喋れてる

太:そうなんだね、…..って、中也!!前!!

中:あ?……うおっ!あっぶねぇ…

太:もぅ、気を付けてよね!

中:ありがとな、太宰っ!

太:……そうこう云ってる間に片付いてる

中:って……ああああ!!!

太:どうしたの、

中:俺の親、居たんだけどさ、其奴に捨てられてこうなったんだったから、警察に云わないと…

太:……なぁんだ、そんな事か

太:もう警察に話してあるよ

中:え?

太:母親の名前も判ってる

中:そ、そうなのか…

中:……あ、住む場所無くね?

太:確かに、嫌でも、僕の今世のお母さんに云ってみたら行けるくない?

太:一回聞いてみるね、中也と一緒に居れるか

中:一寸待った、俺お前の家族知らないぞ?

太:そっかぁ、じゃあ野宿だね!!! ( ( ( 

中:……そうするか、

太:何かすんなりと受け入れてくれたんだけど……

中:?、駄目だったか?

太:いや全然

中:なら野宿出来そうな場所探すか!

太:そうだね!



長くなって読みにくいと思いますが読んで下さい(((

何が或っても君を守るよ

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