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そして今日はお祭り当日。集合時間の2時にぴったり着き、彩希と合流した。
彩希「ごめーん。人がたくさんいてさ。待った?」
「い、いや全然いいよ」
初めて二人きりで出かけるからすごく緊張していた。ひとまず何か話題を…。
彩希「あっ!咲乃ちゃん、お化け屋敷あるよ!行こっ!」
「えっ!あっ!そうだね!」
私が話題振らなくても彩希がどんどん話してくれそうだな。良かった、よかっ…
彩希「あっ!吹部の男子たちじゃん!」
敬「おー、やっほ。」
なんで。
彩希「男子たちもお化け屋敷行くかな?聞いてみようよ」
離れないで。
彩希「おーい!お化けや…っ」
そっちに行かないでよ。
彩希「…どうしたの?咲乃ちゃん」
気づくと私は彩希の腕を掴んでいた。
「っ…!いやっ…!これは…」
縁介「二人できたのー?」
私が戸惑っていると男子たちの方から来てくれていた。
彩希「そうだよ。男子たちもお化け屋敷行く?」
龍介「いや、俺たちは先に屋台行きたいから二人でどーぞ」
そして二人でお化け屋敷に入った。まぁ地域のお祭りの出し物なのでそこまで怖くはない。
(なんだこれ…。全然怖くないじゃん…。500円も出したのに…)
彩希「ははっ、あんま怖くないねー」
でも彩希が楽しそうならそれでいっか。
3時間後
アナウンス《まもなく花火の打ち上げを始めます》
「えっ!今年は花火あるんだね」
去年まではいろいろな事情で打ちあがってこなかった花火が、今年はあるらしい。
【パンッ‼パパンッ!ヒュ~~~…パンッ‼】
彩希「わ~…!奇麗だねぇ…!」
私も打ち上げ花火を見るのは数年ぶりなので見惚れていた。
「わぁ…!すごい綺麗…」
彩希「今日はありがと!わざわざうちの誘いにのってくれて」
「いやいや全然…私も楽しかったし」
そんな会話をしながら一緒に帰っていた。でももうすぐ別れる。このまま帰るのは嫌だな。もっといたかった。
彩希「じゃあ、うちはここで…」
「いやだ…」
彩希「…え?」
しまった。いろんなことを考えていたら心の声が…。
(彩希といたら調子狂うな…)
彩希「咲乃ちゃんよくきこえなkっ…」
「彩希、好きだよ」