すれ違いの恋 、 学パロ
sik → mrkm
usm → sik
mrkm → sik
sik 「」 usm 「」 mrkm 『』
その他の方々か喋るときはわかりやすくします 。
基本 つ🅰️ 全員出てきます 、それぞれの視点もあります。
sik 視点
『 僕 、 佐伯のことが好きや 。だから ・・ 付き合って 、 ほしい 。 』
陽射しが眩しい放課後、校舎裏というありきたりな場所で好きな人であるカゲツくんに告白された。カゲツくんの白いふわふわの髪の毛が風に吹かれて揺れている。白い髪の毛とは対照的に顔は真っ赤になりながら、少し目線を落としている。綺麗な瞳。
「 ・・・俺も 、 カゲツくんが好き!!だ、だから 、これからよろしくお願いします! 」
『 ・・・・・・エッ、ほんまに ・・ ? うわぁ ・・ よかったぁ ・・ 。 』
嬉しそうに微笑むカゲツくんの顔が可愛くて微笑み返せば笑顔は泣き顔に変わり、心底嬉しそうな嗚咽を漏らしながら泣き崩れた。それを見て俺はまた笑顔になる。抱き締めて、早くなる鼓動を共有した。
usm 視点
「 ・・・俺も 、 カゲツくんが好き!!だ、だから 、 これからよろしくお願いします! 」
あいつの声が風にのって俺のところまでやってきた。初夏というには暑すぎる夕暮れ、俺は誰にも知られず失恋した。幼馴染みだったテツが好きだった、中学の頃からずっと。アイツの目の前にいるのはカゲツ、高校にはいってから仲良くなってよく二人で遊んでいたのを知っている。抱き締めあう二人が目にはいって、いてもたってもいられず家とは逆方向に走り出していた。道中誰にあったかは覚えていない、長い道を走り、坂をのぼり、この街では有名な古い、ひと気のない神社についた。疲れて、立ち止まれば涙が溢れる。アイツの、テツの幸せそうな声と顔、カゲツを抱き締める細く白い、けれど男らしい手。何もかも俺が手に入れられなかった、大好きなもの。
「 ・・・・・・ 俺も好きなんだ 、 テツ 。 」
アイツに伝えられなかった言葉が宙を舞う。このまま風にのってアイツに届けばいいのに。
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コメント
1件
更新は不定期です・・!くろのわの方がスランプ気味なので息抜きくらいに思っていただければ・・!