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今宵も濡羽色に染まる空の下、世界には魔法使いや妖精やドワーフに騎士だの沢山の種族が住むこの世界には、稀に天使だったり、そして悪魔等も見ゆる世界であった。
そして、悪魔に契約をして取り憑かれた人々の悪の魔力によって、人々は殺されたり、悪魔の魔法で惑わされたイジメや、心に悪の魔法をかけられて自殺へと追いやる事件が多発し、村によっては村人全員が悪魔だけを残して死んで行く等、酷い事件が多発していた。
そんな治安の悪い世界の中にて、 艶麗なる豪華かつ古びた屋敷の地下室の奥には図書館と思える程の陳列された棚に、埃被った古い書物が並んでる中、一人の20歳となったばかりのエクソシストがいた。
栗色の柔らかかつ緩やかなフェーブが掛かり胸許まである髪に、前髪は斜めに横流しされてる髪型に黒いファー付きフードパーカーに、ロングののスカート。網タイツに黒のパンクブーツを履いた身長163センチのBelle・nuit(ベル・ヌイット)は図書館のように山積みになった本の一冊を手にして、読み始める。
本には悪魔が生まれた時期と、きっかけが歴史として記されていて教科書のような物であり、ベルは口にした。
『この世界には悪魔が生まれたのは何年もの前の話だ。
妖精や、魔法使いにドワーフだって、沢山いる中、何も成功しないとある魔女の親友が、周りの人にチヤホヤされてモテまくり、頭もよいその親友に嫉妬をしていた。
親友は昔から優しくて、美しくて、成功もモテもしないそんな自分に優しくしてくれる性格も良い人故に、友達が少ない自分は、そんな親友と一緒にその妬みをする事に恥じて、努力すればいつか報われるから、きちんと前向きに生きようと嫉妬する気持ちを隠していた。
ある日、その友達が恋人が出来て結婚を踏まえて付き合う事になり、主人公に紹介した恋人が自分の長年片想いを募らせたお城の王子様であった。
魔女は大変哀しみ、そしてあろう事に、嫉妬故に親友を死なせて地獄に葬り、王子様を手にする魔法が無いかと考えた。
大切で何をしても失敗ばかりして、モテないし頭も良く無いし、自信が無い自分に唯一優しくしてくれる友達に、ずっと好きだった人と恋仲になる。
自分で夜な夜な紙に自室の部屋に蝋燭と月明かりを頼りに、床下には沢山、魔法書を積み重ねた状態で、真っ白の絨毯程の大きさの紙に、ダビデスターや紋章を羽ペンで描き、バタフライピーを飲みながら鳥の血や宝石を砕いて液体にした物で魔法の陣営を書いたりして、魔法を唱えた。
しかし、何度も書いても、失敗ばかりで自分は駄目だと思うだけで、涙で紋章は滲むと下唇を噛んで堪えれば口先から血が滴り、紙へと落ちていった刹那、突如、光を放って魔法陣は動き出す。
そこへ、現れたのは悪魔であった。
悪魔は小さく囁く。
願いを叶えたいならば、その暁に我の欲する物をくれよ。
そして、その悪魔と魔女は契約を交わしたのだった。
言わば等価交換として、魔女はこの世に悪魔を増やす手伝いをし、そして悪魔は魔女の願いの親友を死に追いやって地獄に送り、王子様と恋仲になる事だった。
魔女は悪魔と契約した後、悪魔に唆されて親友へと会いに行った。
魔女は悪魔から授かった新しい魔法は人を不安にさせ、周りから嫌われてると思い込ませて自身喪失になり、自らを自殺へ追いやる物と、人に愛される魔法と、悪魔を増やす魔法だ。
魔法をかけられた親友はたちまち不安にかられ、恋仲となった王子様に嫌われてるでないか、周りは皆自分を嫌ってると不安に押し潰されて湖に軀を放ってしまった。
次の日、自殺の知らせを聞いた王子様は大変哀しみ、そして魔女がその王子様を慰める事で二人は恋に落ちた。
そこから、魔女は生涯死ぬまで悪魔を増やし、天使を殺して地獄への土産として捧げるのを貫いた。』
溜め息を吐いてベルは、口にした。
『結局の所、……これじゃ、肝心の悪魔の契約の仕方は分からないですね。』
すると、近場に一人の長い銀髪の緩やかな髪を携え、顎髭を持った70も過ぎた老人が、咳払いをする音が聞こえた。
『こら?ベル夜中に一人でこそこそと地下室で夜ふかしか?』
『あっ!?ぁ、…御免なさい?!師匠……。私、実はこの本が好きで…つい読み耽ってしまいまして…』
『ふむ…。嗚呼、儂と、二人でいる時は父さんと呼びなさい?…私の娘なのに、何故、そうもよそよそしく口にするんだ。全く…。しかし、悪魔の本を読むのは関心せんな…』
『すいません!師匠…。私は、この本の魔女が…自分と似ていて、…そっから目が離せないだけで…けっして、悪魔を召喚したりや、人を殺したい等思ってる訳ではございません!』
『分かっておるよ?…私は、ベルが、法に触れるような悪魔と契約したり、悪魔を増やしたり等しない事は……。あと、最初の悪魔が出来た歴史の魔法使いは、儂、はベルとは似てないとは思うぞ?』