テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
krpn 嫉妬
「ぺいんと、俺は欲が無いわけじゃないんだよ?」
_________
俺はぺいんと。最近悩んでいることがある。
「は〜ぁ」
「なにため息ついてんですかぺいんとさん」
「いや〜、まぁ、ね。」
「なんですかー?またクロノアさんとなんかあったんでしょ」
「う、……」
……図星だ。
俺はクロノアさんと付き合っていて、とても言いづらくはあるが、最近クロノアさんと、その、えっちをする回数が増えているのだ。
でも毎度毎度、優しすぎて、、満足が出来ていない。
「図星なんですね?何かあったんですか?」
「いや〜、それが、……」
___________
「みたいな感じでさ?」
「俺がイったらすぐ終わらすの!!」
「ねぇどう思う?!」
話がエスカレートしていく度、ぺいんとさんの声も感情的になっていく。
話を聞く限り、簡単に言えば性行為の際、クロノアさんが優し過ぎてぺいんとさんが満足出来てないって感じらしい。
でもクロノアさんはぺいんとさんに本性を出してないだけでリアルで会って交際報告される時、「ぺいんとは俺のになったから。」って耳打ちされたのはもう忘れるに忘れられない。
てか、クロノアさんがセーブしてくれているだけではないか。
そう思ったがなんだか面白いことになりそうなので黙っておくことにする。
「…まぁ、ぺいんとさんに優しくしてあげたいんじゃないですか?」
「そうかなぁ…」
彼はどれだけ鈍感なのだろうか。
思っている以上にぺいんとさんはクロノアさんからの激重感情に気づいていないらしい。
なら、ここはクロノアさんに嫉妬させてみるのが良いのではないか。
そう思った僕は、この先何が起こるかなんて気にもしないままぺいんとさんに提案をした。
「…そんなに悩むんだったら嫉妬大作戦でもしてみます?」
「え、なにそれ」
「クロノアさんには申し訳ないんですけど例えばらっだぁさんといちゃいちゃするみたいな」
例えとしてらっだぁさんを出したのには特に意味は無いが、ぺいんとさんといい感じの仲ならっだぁさんならクロノアさんを上手く焚きつけてくれる気がした。
「ありかもしれない…」
ぺいんとさんがそう呟く。
これでぺいんとさんの了承を得たということで早速らっだぁさんを呼んでらっだぁさんに協力してくれないか提案をしよう。
「…そうと決まればらっだぁさんを呼びますよ!!」
「おっけー、!!」
控えめなぺいんとさんを半ば強引に嫉妬作戦に賛成させたようなものだが、これもクロノアさんとぺいんとさんのためだと思うことにして、僕らはひとまずらっだぁさんを呼び出した。
____________
「来てくれてありがとうございますらっだぁさん!!」
「はいはーい」
近い所にいたらしく、しにがみが電話をしたら10分程で俺たちの所まで来てくれた。
彼は楽観的な人なのでこの作戦を言ったら軽い返事で了承してくれるだろう。
「…で、どしたん??」
らっだぁがそう尋ねる。
「それが、かくかくしかじかで…」
即座にしにがみが説明してくれる。
「ほー、じゃあ俺はぺいんとといちゃついときゃいいわけね?」
「はい!そんな感じです!!」
しにがみがうまく説明してくれたお陰でとんとん拍子に話が進んだ。
2人が話してる間、ふと思ったのだがクロノアさんからしたらこれは浮気では無いのだろうか?
浮気まがいなことはしたくない。そう思った俺はしにがみにこそっと尋ねた。
「しにがみ〜、?クロノアさんからしたら浮気になっちゃうかな?」
「…まぁ大丈夫ですよ!!」
少し間を置いた後にしにがみが小さい声で言う。
しにがみが言うなら大丈夫なのか?そう思ったが、やはり心配が残る。
うーんうーんと唸っているとらっだぁが話しかけてきた。
「ぺんさんが何すんのか楽しみにしてるね。」
こっちは心配でしかないが聞きなれたあっけらかんとしている声に少し心配がほぐれる。
「何言ってんだおまえ」そう言おうとした俺にrdは悪いことを企んでいるような顔をして俺の顎を持ち上げた。
「…ぺんさんはさ、彼氏居るくせに、無防備だよね。」
どういうこと?、そう言いかけた瞬間、らっだぁは俺の頬に近づき、
唇でそっと触れた。
「へっ、?!」
「え、?!」
俺だけでなく、しにがみも驚いたような声を出す。
俺は今起こったことを受け止めきれずただただ驚くことしか出来ない。
「じゃ、浮気にならない程度でがんばろうねぺんさん。」
にや、と効果音が付きそうなぐらいに悪い顔をして笑うらっだぁに俺は一体どうしたらいいのか分からないまま時間が過ぎていった。
___________
らっだぁさんが速攻で来てくれて、
クロノアさんを嫉妬させるために協力をして欲しい!と全力でお願いしたら何とか了承を貰えた。
ぺいんとさんが浮気にならないかと聞いてきたが、まぁドッキリだと言えば大丈夫だろう。
そうやって頭の中で考えていたら、らっだぁさんがぺいんとさんに話しかけた。
「…ぺんさんはさ、彼氏居るくせに、無防備だよね。」
「え…?」と小さい声を漏らすぺいんとさん。
あれ?、もしかしてらっだぁさんってぺいんとさんのこと……いや、きっと気の所為だろう。
そんなことを考えていた次の瞬間。らっだぁさんはぺいんとさんの頬に口を当てた。
「へっ、?!」
「え、?!」
急にキスされたからか、
ぺいんとさんは顔を真っ赤にして唖然としている。
らっだぁさんはそんなぺいんとさんにすっごく悪い顔をして
「じゃ、浮気にならない程度でがんばろうねぺんさん。」そう言い放って何処かへ行ってしまった。
ぺいんとさん?と呼び掛けても反応がないのでそっとしておこうと思う。
…僕はとんでもないことをしてしまったのかもしれない。
__________
「いや〜、まさかこんな大規模な集まりが出来るなんてえぐくないですか?!」
「しにがみくんはしゃぎすぎじゃない?」
俺たちは今、日常組として大規模なマイクラ界隈の集まりにご招待された。最近、ぺいんとの様子がおかしいのでなるべく近くに居たいのだが。
「あれ、ぺいんとどこいった?」
「あ、それならぺいんとさんはらっだぁさんと話に行くって言ってどっか行きましたよ?」
…ぺいんとはやっぱりフラグを回収するのが早い。てか1番俺が危険視してる人のところへ行ってしまった。
なんか嫌な予感がする。
「ごめん。挨拶とかあるだろうしぺいんと呼んでくるわ。」
「おっけーです。まってまーす」
___________
クロノアさんがぺいんとさんを探しに行った後、僕らはそっと息をついた。
「ねぇ、しにがみさん、、」
「いや、僕も思いましたよ。」
「「 らっだぁさん、死んだかも 」」
やっぱりトラゾーも僕と一緒でクロノアさんの様子にかなりビビっていたらしい。正直、僕もクロノアさんのあんな顔はぺいんとさんとノリでイチャついてたときに1度見たことがあるぐらいだ。
クロノアさんは普段温厚なタイプだからこそ、がちで殺気を向けられるとかなり怖いのだ。
「いやまぁ、ぺいんとほんとに寂しがってたし、これを機にクロノアさんの激重感情味わったらいいと思うけどね。」
話を聞く限りぺいんとさんはトラゾーさんにも相談をしていたそうで、
相当だったんだろうなと思う。
最近はコラボやら編集やらであまりクロノアさんと話す機会も減っていたみたいだし、寂しくなるのもまぁ無理はない。
「それにしてもクロノアさんの顔えぐかったですね」
「殺気が籠ってたね。」
「笑ってるのが逆に怖かったですもん」
「まぁ俺らはいつでもぺいんととクロノアさんの味方ですからね。」
そう。トラゾーさんの言う通り、僕らは2人の味方なのだ。だからこそらっだぁさんに2人の仲を引き裂いて欲しくは無い。
嫉妬作戦を提案したのは僕だが、無理やりでもらっだぁさんには当て馬になってもらわなければ。
「rdさんには申し訳ないけど、」
「今回は当て馬になってもらうしかないね。」
「ですね、」
___________
裏でしにがみくんとトラゾーがそんな話をしているとは思いもしない中、俺は今何故こうなっているのだろうか。
「だかららっだぁさんにぺいんとは近ずけたく無かったんだけどなぁ、」
そういいながらクロノアさんは俺を後ろから抱きしめる。
「あ〜ぁ、ノアもう来ちゃったかー、」
らっだぁは俺の手首を掴み引っ張る。
ほんとになんでこうなった。
…事の発端は俺がらっだぁに話しかけに行った事だった。
「らっだぁー!!」
「あれ?ぺんさんじゃん」
「らっだぁと話したくって来た!!」
嫉妬させるのには過剰に話すと良いらしいのでいっぱいらっだぁと話そうと思う!!
「へ〜ぇ?日常組は置いてきたの?」
「あ、なんか言ってから来た方が良かったか」
「なにしとんねん」
今ふと思ったが、俺スマホ持ってないな、らっだぁまぁいるし大丈夫か。
「…ぺんさん」
「ん?」
「ちょっとこっちきて?」
「いいけど…」
あまり遠くへは行きたくないんだけどな……。
なるべくクロノアさんが見ているところに居たい。見られていなければ嫉妬も何も意味がないからだ。
そう思った俺の考えとは真反対な密室の部屋へらっだぁは足を運んだ。
部屋に着いた瞬間、彼に尋ねる。
「らっだぁ〜、これじゃ嫉妬もなにもなくない??」
「ん?別にいいじゃん。」
何がいいのか全くわからない。
どういうこと?そう言いかけた俺をらっだぁはすぐさま押し倒した。
「ごめんねぺんちゃん。好きだよ。」
「は、えっ、?」
突然の告白に驚く事しか出来ず体が固まってしまったが
そんなことも気にせずらっだぁは話し続ける。
「ノアと付き合ったって報告されたときめっちゃ後悔した。」
「もっと早く行動してればって思った。」
「でもさ、こんなこと俺に頼んじゃうんだもんね。ぺんちゃんは。」
「じゃあ、もう、合法だよね。」
淡々と話し続けるらっだぁの発言一つ一つに俺へ思いが詰まっているのがわかる。
「嫉妬させたいんでしょ?」
……あれ、
「いろんなことしてあげる。」
これ、まずいのでは?
「ひぅッ、っ」
らっだぁの手が自分の服の中を撫でる。
「…かわいい、」
いつもより少し低いらっだぁの声が脳まで届いてきて、いつもとのギャップを感じる。
そして、自分がスマホを持っていないことを思い出して本格的にやばいと実感する。
それにここは密室、叫び声がうるさいと言われる俺が叫んでも会場まで届く気がしない。
「好きだよ。ぺんちゃん…」
そう言いながららっだぁは俺のズボンの紐に手を伸ばした。
これはまずい。
そんなことを思った瞬間。
バコン!!と、大きな音を立ててドアが開いた。
「ぺいんと!!!」
その声が響いた瞬間、空気が変わった。
いつも穏やかなクロノアさんが、珍しく焦った顔をしている。
そして今に至る。
「…だかららっだぁさんにぺいんとは近ずけたく無かったんだけどなぁ、」
「あ〜ぁ、ノアもう来ちゃったかー、」
「らっだぁさんにはいつもぺいんとがお世話になってますけど、」
「こんなことするなんて…ね?らっだぁさん。」
「…いつもぺいんとと遊ぶとき、わざわざ迎え来て牽制してくる癖によく言うよ。」
なにからっだぁがぼそっと言ったようだがあまりよく聞こえなかった。
クロノアさんが助けに来てくれたお陰で凄くほっとして腰が抜ける。
「は〜ぁ、せっかくぺんちゃんといちゃつける機会だったのにな、」
「もうこんなことは二度としないでくださいね?」
「次は無いですよ?」
らっだぁの顔が少し強ばる。クロノアさんの後ろにいるのでクロノアさんの表情が分からない。
「だる、」
そう言い放ってらっだぁは何処かへ行こうとする。
まだ返事も何もできていない。そう思った俺はらっだぁに話しかける。
「あ、らっだぁ、」
「ん?」
「これからも仲良くして、ほしい。」
「返事はまた改めてする、から、」
こんなことをされても別にらっだぁは嫌いじゃない。恋愛としては何も無いが、友達としては大好きだから。
「っはー、、」
らっだぁが大きくため息を付く。
「えっ、だめ?」
「んーん、いーよ」
「よっしゃ!!またゲーム誘えよー?」
「ん、りょーかい。」
「じゃー、またねぺんちゃん。今日はごめん。」
「全然いいよ!!ばいばいらっだぁ!!」
「____。」
「…_____。」
クロノアさんとらっだぁが何やら話していたみたいだが、内容は聞こえなかった。
「…はぁ”、」
「クロノアさん?」
「しにがみくんに聞いたけど、嫉妬させようとしてたの?」
「あ、うん、、」
「まじで、二度としないでね?」
「ごめんなさい、、」
「でも、嫉妬させようとした理由も聞いたけどさ、」
「えっ”聞いたんですか??」
「うん。」
「まぁ、つまりもう、我慢しなくていいんでしょ?」
「へ??」
「お”ッ❤︎❤︎」
「は、っ、ぺいんと、かわい、❤︎」
ここ2時間ほどガンガン奥を突かれていて、声も枯れてきた。
「ね”、ぇ、っだめだめ”ッッ❤︎❤︎」
「へんな”のく”るッ❤︎❤︎ッッ」
ぷしっ、ぷしゃぁ〜っっ
「あ”っ、ぁ、ぅ”、」
「あ”〜かわいい、かわいいねぺいんと。」
「ね”え”ッッイッ”て”る”“ッッイ”っ”てる”か”ら”!!!」
こんな感じでイってもイっても辞めてくれない。
最後までシたいと言ったけれど、ここまでとは言っていない。
クロノアさん、いつも我慢してくれてたのかな…、?
ぷしゃぁっ、ぷしゃ…
「あ”〜ッッ”❤︎❤︎」
「は〜ぁ、我慢して欲しくないならそう言ってくれたら良かったのに、❤︎」
「こ”れ”は週1ぐらい”じゃな”い”と腰と喉”ほん”と”死んじゃう”」
「ごめんごめん、、でもほんとに幸せだった。」
「これからもよろしくね?ぺいんと。」
「こ”ち”らこそです”…」
コメント
1件
第2話読了…!嫉妬作戦がまさかこんな展開になるなんて思わなかったよ…!らっだぁの告白シーン、まさかの本気でドキドキしたし、最後のクロノアさんの豹変もすごくて…やっぱり重い方がぺいんとさんのこと大事に想ってるんだなって伝わってきた。R有りの中でも感情の振れ幅が丁寧で、続きが気になる…!
てのひらくるくる
889
#雑談
Ruka
100
421
39