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大森視点
深瀬さんと星崎が食事の約束をして、
どこかで断ってくれることを望んでいたのか、
すんなり誘いを受け入れた星崎に腹をたていると、
こちらに気付いた深瀬さんが、
勝ち誇ったようにニンマリと笑った。
その態度で余計に苛立つ。
理由ははっきりとしていた。
星崎が俺よりも深瀬さんに心を開いていることを知ったからだ。
俺と星崎の関係はまだ浅いと、
明確に突きつけられたようで悔しかった。
「じゃあ、
またあとでね」
「はい!」
深瀬さんと別れると星崎はスタッフに呼ばれ、
打ち合わせのため会議室に移動していく、
その背中をぼんやりと見つめていた。
「も、
元貴?
なんかすごい顔だけど大丈夫?」
「へーきへーき」
気のない返事で軽く藤澤の言葉を受け流すが、
正直なところ全く平気ではなかった。
「いや⋯平気ではないだろ。
目がガチじゃん」
若井は呆れたように苦笑いしながら指摘した。
確かに今の俺は普段からしたら明らかに不自然だった。
最初は話してみたいだけだった。
それなのに頼って甘えられ、
依存されたいと思うようになっただけではなく、
深瀬さんとの親密さに焦りと苛立ちを感じるだなんて、
全くもって俺らしくないことばかりだ。
どうしてこんなにも星崎のことが気になるのか、
どうしてこれほどにも星崎を目で追ってしまうのか、
俺はまだこの気持ちの名前を知らない。
雫騎の雑談コーナー
10話よりも11話が短いというツッコミが入りそうですね。
ええ、
何なら私もそう思いますから!!
やばいな。
ネタ切れにしては早い。
書きたいことはいっぱいあるのになあ。
そこに持っていく間が長い。
到達させようと思ったちゃんと繋げないといけないから、
そっちに路線を向けているはずなのに、
気づいたら脱線してるんですよね。
毎度毎度ぐだぐだですいません。
次回こそは!
長めにきちんとしたものを作ります。
多分あれですよ。
10話の短さに11話もつられたみたいな?
はい。
もう、
完全なる言い訳でございます。
こんなやつが書いているので、
あまり期待はしないで、
でも引き続き読み進めていただけると幸いです。