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『私を見て』
※本作品はノンフィクション作品です
一部虐待等の表現がございます、見るのが辛い方はそっと閉じて下さい
では、物語の中へいってらっしゃいませ、、
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雅side
一郎がほんとにいい人すぎる、、あまりにも優しすぎるよ
こうして、部屋にも上げてくれて、嬉しいよ?嬉しいんだけど、俺、、我慢できないよ?
まだ全部一郎に話したわけじゃない、本当は隠してることがある
あまりにもうちの家計が苦しくて、見知らぬ人に体を売っている
こんなこと言ったらあれだが、俺は犯罪者だ
小学生の頃、あいつにやられてから、心の逃げ場がそういう行為になった
だいたい会う人とは1回しか合わないけれど、中学生というのもあってどれだけ容姿が醜くても高値で売れる
たとえ傷物だろうが、それすらも好む人がいる今一郎を目の前にして、こんなこと辞めたいけど
もう辞められない領域まで来ている
まぁ依存ってやつなんだろうな
あはは、、もうキツすぎる
でも言わないと多分後で知った一郎が苦しい思いしちゃうよな
あー、、ほんとどうしよ
こんな真実話せるかわかんないよ
でも、、一郎は俺の味方になってくれる、よね
八木
「なん、か、、2人で部屋に居るの緊張、する、なw」
雅
「そう、、だね、w」
八木
「学校と家じゃやっぱ感じ違うな、、」
雅
「ねぇ、、一郎」
八木
「ん、?どしt」
チュッ チュッ
八木
「みや、、び、なに、、す、んの、」
雅
「ねぇ、、まだ言ってないことあるの」
八木
「ん、、?」
今ここで勇気を振り絞って言わなきゃ、、
けど言って、俺はスッキリするけど、一郎は?
一郎は、、どんな思いをするんだろうか、
もう、いっか、、捨てられるのは慣れっこだ
雅
「実は、、ね、私、おじさ、んに体売ってんの、」
八木
「待って、、どういう意味、?」
雅
「そのままの意味、、だよ、売春って言うのかな、、?汚いよね」
「うち貧乏だから、しょっちゅう水道だとか、電気止まっちゃうんだよね、、だからそれのお金養うために体売ってる」
雅
「汚いよね、、嫌だよ、ね、、
ごめん、、やっぱ、家帰るね、?」
そう言って立ち上がろうとした俺を引っ張り、ベットに押し倒した
雅
「一郎、、?どしたの、、ねぇッ」
「んッ、、クチュ、ちょっ、い、、ち、ろう」
一郎は経験ないと思ってたのに、あまりの上手さに目が蕩けてしまう
数分後
雅
「プハッ、、ちょ、もう、、ねぇッ、答えてよッ、、?」
八木
「別に汚いなんて思ってない、ただちょっと嫉妬しちゃったんだよね」
「俺以外の奴に体許してんの、、?けどもうこれからはしなくて済むよ?一緒に暮らすんだから」
まさかこんなに、一郎が嫉妬深いとは思ってなかった
常にクールで俺の冗談もさらりと受け流すから、てっきり嫉妬なんてしないと思ってた
あぁ、、もうなんだ、俺のせいで一郎まで狂わせちゃったのか
八木
「何考え事してんの、?俺だけ見てよ、俺以外の奴にもう抱かれないで」
「いい?脱がせるよ、、?俺は初めてだから下手かも知んないけど、俺の物だって雅に教えるためなんだから」
そう言い、一郎はちょっとずつ服を脱がせた
普段服の下に隠れてる痣や傷が露わになる
八木side
何だ、、そんなことで怯えてたのか
雅はよくわかってないよ、俺の事を
全部受け止めるよ、雅は俺のもので、俺は雅のものだから
けど、、他のやつに体許してたのは嫉妬するな、経験は無くても散々漫画とかで見たし、やってみるか
お仕置って、やつ?
八木
「雅、、気変わった、お仕置ね、?♡」
雅
「ん、、え、?」
制服で使っている、ベルトを取り出し、腕を拘束した
あまりにもその姿の雅がえろくて、今にも抱き潰したかった
八木
「雅、触るよ?まぁ嫌って言っても辞めないけどね」
雅
「ん、、」
八木
「ごめん、、!やりすぎ、、た」
雅
「も”ー、、!こ”え枯れち”ゃったじゃん”」
八木
「あははー、、、w」
雅
「あははじゃない”、!!!」
八木
「さっき、お父さん帰ってきたって言ってたよね、?行こっか、うん、早く行こう」
怒り気味の雅を抱っこし、リビングへと向かった
八木パパ
「一郎ただいま」
八木
「おかえり、おとうさん
あの、、話があるんだけど」
八木パパ
「それはお母さんから聞いてるよ、まず一旦雅ちゃんを下ろしたらどうだ?」
八木
「やべっ、、忘れてた」
「ごめんごめん、怒んないでー」
雅
「ばが、、あほかて、」
八木パパ
「お母さんから聞いてはいたが、随分仲がよろしいみたいだな」
雅
「す”みません”、自己紹介遅れました
北条雅といい”ます”、一郎とは以前からお付き合いさせ”てもらってます」
八木パパ
「声枯れてるのか?」
雅
「お見苦しい”ところ見せてしまい申し訳ないです、怒るなら”一郎に怒って”ください”」
八木パパ
「お前な、彼女が可愛いのは分かるが、程々にしなさい、後でふたりで話そうか」
八木ママ
「お父さん??まだ中学生なんだから、普通注意するでしょ?何が2人で話そうなの? 」
八木パパ
「そっ、、そうだぞー?一郎、ダメだぞー」
八木
「お父さん、心がこもってない」
八木パパ
「バレたか、まぁあれだ、話の結論としては良いと思うぞ?身の安全が何より大事だろう」
八木
「お父さん、、!ほんっとにありがとう、!お母さんもありがとう、!」
八木パパ
「お兄ちゃんは知ってるのか?」
八木
「大丈夫、前デートしたときに遭遇したから、、そんときに全部言ったよ」
八木パパ
「あいつ、恋人まだできないのか、、お前からなんか言ってやれよ」
八木
「知らないよーw」
うちの家族は全員が仲がいいから、雅にとってもいい環境になるはずだと思う
だって、、今、見た事ないぐらいの笑顔で笑ってるもんなー、w
まぁそんなとこも可愛いけどね
これから、雅とひとつ屋根の下で暮らすんだ
いっぱい色んなところにデート行きたいな
八木ママ
「今日は雅ちゃんと一緒に暮らす記念日だからご飯食べに行きましょうか」
八木パパ
「おっ!いいな〜それ、どこか行きたいところとかある?雅ちゃん」
雅
「自分なんでも食べれるので、全然どこでも大丈夫です!」
八木
「俺焼肉行きたいな」
八木ママ
「じゃあ、お兄ちゃんが帰ってきたら、ご飯食べに行きましょうか」
八木と雅
「はーい!」
雅
「あっ、、でも私、服が、」
八木ママ
「あら、それじゃあ服買いに行きましょっか」
雅
「いやでも、、そんな、、お金かかりますし、、」
八木パパ
「遠慮しなくていいんだよ、もう家族なんだから」
雅
「ありがと、、ございっ、、ます、、泣」
八木
「雅〜w俺も着替えて買い物行くか〜」
雅
「うんっ、!!」
こうして俺ら2人は一緒に暮らすことになった
雅の口から真実が語られた今、もう隠すことなんてない、これからはもっともっと楽しいことを増やそう
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『私を見て』 9話 真実
いかがだったでしょうか?
雅がどんどん幸せになっていきますね
ただこの幸せがずっと続くのか、、
なんて、不穏なことも匂わせつつ、頑張って物語書き進めていきますので応援よろしくお願い致します!!
では、次のお話でお会いしましょう、、
次回 『私を見て』 10話 お母さん