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寒さが残りつつも暑さが出てくる5月上旬。
?「最近暑すぎーw」
友「それなw」
そんなふうに日常会話を交わし、笑顔を見せてる少女。
友「あいつウザくね?」
?「…そうだね、」
苦笑いしながら誰かの陰口を、悪口を、トイレで話す、
どこか苦しそうに思いながらも…
?side
本当は言いたくないのに、
あの子の事だって、嫌いなわけじゃない
友「あいつ変わってるよね」
?「…、うん」
クソみたいな悪口パレード。
自分がそうならないために、人に合わせて、喋って、笑顔に振る舞う
?「はあ…」
あれいない、どこ、
最近仲良くなったあの子も、小学生の頃からの友達も
教室にはいない。
ああ、ひとりぼっち。
孤独が怖くて、人の目を気にして
悪口ばっか言うあの子に着いていって、
自分の陰口を言われるのだけを恐れて
室長というリーダーシップの問われる立場に居ても
悪口を止められなくて
本当は弱くて、苦しくて、そんな自分が嫌になる。
自分の居場所がなくて、
放課後、家。
【苦しいです。】
その5文字をSNSへと告げる
数分経てば、【どしたの?話聞こうか?】【平気?大丈夫?】
そんな声が自分へ届く。
【辛いです。】
また言葉をSNSへ。
次の日も、その次の日も
辛いことがあったらSNSへ
嫌なことがあったらSNSへ
嬉しいことがあったらSNSへ
現実逃避だってわかってても、SNSへと逃げていく。
?「私さ、○○くんのこと好きなんよね笑」
友「えーまじ笑センスないね~笑」
?「えっ…」
友「あいつはないわ〜」
「あいつのどこがいいん?笑クソやん笑」
?「…、やめようよ」
「悪口言うの」
友「え、なにwお前も言っとたやんw」
「今更、いい子ぶる気?w」
?「そうかもしれないけどさ、やっぱり人の事
悪くいうのは良くないよ」
友「えうざ」
友「聞いて笑」
友2「なに 」
友「あいつがさ、悪口言うのやめようよってw」
友2「まじで?wあいつも言っとったやんw」
「今更いい子ぶるとかきっもw」
友「それなw」
?side
ああ、…もうここには居場所ないんだな、…
辛い、苦しい、嫌だよ、
家庭環境は悪くない、全く悪くない、普通に良い
そんな家庭、なのに、
どこか辛くて、…苦しい
『君は頑張っているよ、誰がなんと言おうと····』
病みアピみたいな投稿して、
認めてもらいたい…そんな欲望を夢に見て
音楽で紛らわせる。
【今日は~~だった。やっぱ辛い。】
全てSNSへ
私を”認めてくれる”
そんな気がして、毎日、SNSへ
私の居場所はここにしかない。
辛いな
苦しいな
消え去りたいな
部屋の窓から涼しい風が吹いてくる。
このまま風に乗って消え去りたい。そんなことを考える自分が嫌になる。
ねぇ誰か認めてよ。私を褒めてよ。
クソみたいな欲望で承認欲求を得ようとする。
SNSへと告げる私の願いなんて叶わない。
何を言おうとみんな口だけで環境は変わらない。
知らない人からのメッセージ
そんなので自分の欲求を満たそうとするそんな自分が大っ嫌い。
辛いことをSNSに告げるのは悪いことじゃない。
苦しいことを伝えるのは悪いことじゃない。
でも、現実は何も変わらない。
承認欲求を得ることは悪いことじゃない。
居場所はきっとどこかにある。
全てがSNSへにある訳じゃないんだ。
【 承 認 欲 求 と 私 の 居 場 所 】 end
今、辛いですか?
苦しいですか?
今どこにも居場所がないと思うあなたへ告げているんです。
今、この一次創作を読んでいるあなたに言っているんです。
ぶっちゃけ言うと、この一次創作は私のリアルを少し描いてます。
「?」それはあなたのことです。
今この立場にいる方はいませんか?
苦しくないですか?
SNSに告げることで「病みアピ」って言われるかもしれません。
でも、SNSに告げることは悪いことではありませんよ。
知らない人に言ったとしても、何も変わらない。
そうかもしれないです。
でも誰かに言えば、少しは気持ちがスッキリするかもしれません。
新学期、新生活、始まったばかりの時はほんとに辛いかもしれないです。
悪口を恐れている「?」は私と一緒です。
小学生の頃の友達も、新しく出来た友達も教室にいない。
孤独を恐れてるだけかもしれませんが…
何かあれば、私の相談部屋まで。
コメント欄はちょっと…って思う方はLatte、パラレルでお話聞きます。
長文呼んでくださりありがとうございました。
【 承 認 欲 求 と 私 の 居 場 所 】