テラーノベル
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貴方と出会ったのは高校生の時。
高校の入学式。クラスメイトは1クラス46人と多く、サッカー部だったので友達もすぐにできた。ただ、兄の影響でギターを始めたので誰かとギター愛を語りたいと思っていた。そんな時にある友達から”このクラスに作曲してるやつがいる”と言う噂を聞いて、すぐに名前も教えてもらって帰り際話しかけることにした。
いつも練習してるという校舎裏にいくと、アコギのギターを抱えてただただ弾いてる人がいた。大森元貴、と言う名前らしい。黒縁メガネの綺麗な黒髪、特徴的な唇が可愛らしい人だった。俺はサッカー部というだけでクラスの”一軍”になったと思いこんでいて、すぐに仲良くなれるだろうと声をかけた。
「ねぇ、大森元貴くん、?だよね、?」
話しかけると彼はギターの手を止めてじっと目を見つめてきた。
「…クラスの…若井…だっけ」
俺はすぐに”そうだよ!!!”とかえして彼の手をぎゅっと握った。彼はビクッとして手を軽く握り返してきた。
「歌.,.すっごいうまいね、!」
「俺も、ギターしてるんだ、だから友達に…」
俺がいい終わる前に大森元貴は先ほどまで光が宿っていた瞳を伏せ、手を振り解き俺に言い放った。
「…僕、仲良くする気ないから」
そう言って大森元貴は逃げた。だけど俺はその日からずっと話しかけた
「大森元貴さん、あ、いや元貴って呼んでいい!?」
勝手に呼び捨てにして
「ねぇ元貴〜、あの曲のギターのコードってCと…」
うざがられても話しかけて
「ねぇ元貴ぃ〜」
その度無視されていたが、
「なに…うるさい、馬鹿…」
やっと心を開いてくれた気がして、そこから急激に仲良くなった。バンドも組んで本格的にメジャーデビュー。ファンも少し経てば出てきて、学校でもずっと隣にいるようになった。その代わり”一軍”で友達が多かった俺は友達は”1人”だけになった。
それでも元貴は俺を1人にしなかった。
元貴も1人になりたくなかったんだと思う。
ある日元貴にいつものように作曲の手伝いして、と家に呼び出された。その時は何も知らなかった。こんなことになるなんて、想像もしないし、元貴はそんなことする人じゃないと思っていた。
「お邪魔しまーす!」
「あ、今日家族誰も帰ってこないよ」
「あと冷蔵庫にコーラあるから、」
そんな話をしながら俺は仲良く作曲の手伝いをしていた、言われた通りのコードを弾いて、時に元貴と馬鹿げたことを話したり、楽しい時間を過ごしていた。
それから2時間ぐらい経って、元貴がイスごとクルリと周り俺の方を向いていつもと違う真面目ででも少し寂しそうな目で見つめてきた。
俺はふざけているのだと思い、元貴の肩に腕を回そうと立った時だった。
元貴は俺の手を掴み、横の元貴がいつも寝ていると思われるベットに押し倒された。
コメント
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わぁぁぁ大森さぁん