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どうもこんにちは M です。
BL、 GL、NL等なんでもいけます。
亀更新で小説を書くので見てくださったらうれしいです。
まずは一作目「アベリアの君」です
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第一話 転生
知らない天井だ。
一度言ってみたかった。
だがどう考えてもおかしい。
私の耳には「あうあうあうあーあ。」と聞こえた。
それはなぜか。
私の手はとても小さくてもちもちしている。
そして周りに柵のようなものがある。
天井や壁は異様なほど豪華だ。
そして何より隣にはメイド服を着た女性がいる。
ここから導きだせること。
それは、私が貴族の赤子に転生しているということだ。
いや、おかしいだろ!と叫びたかったがすんでのところでおもいとどまった。
部屋の扉が開いてたくさんの装飾品をこれでもかというぐらいつけた20代後半の女性が入ってきたからだ。
髪は金で目は赤なのですごく華やかな人だなぁとか考えていたら
その人は、こちらのほうにヒールの音を響かせながらちかづいてきた。
え、なにこわいこわい…なぜだかかわからんがめちゃくちゃ怒っている。
「お前、出ていきなさい」
え?何?私?私まだ赤ん坊だよ?無害だよ?なんもしてないよ?とか思ってたら
隣にいたメイドさんが「承知致しました。奥様」って言って一礼して出ていった。
どうやら私にいったわけではなかったようだ。
でもまだこわいよ。
今奥様って言ったじゃん?つまり私の母親ってことじゃないの?
なのにめっちゃ怒ってるってなにごとですか?
そんな私の脳内なんて気にせず母親(?)は話し始める。
いやもうこれは怒鳴りつけられてるんだと思うレベルだった。
「どうしてあなたは、紺色の髪に緑の目なの?」
「旦那様の髪の色も私の髪の色でもないじゃない!」
「目の色だってそうよ。あなたがこんな見た目だから私が責められているのよ!」
どうやら私は母の色も父の色も受け継ぐことができなかったようだ。
そのせいで母は責められているらしい。
そんなことを考えていたら誰かが走ってくる音がして扉が開いた。
「アマンダ!」
「旦那様!どうしてここに…?」
「アマンダ、すまなかった。」
「調べてみたところ、私の祖父もこの色だったそうだ。」
「先代侯爵様も?それなら、私は!」
「ああ、浮気なんかしていない。魔法でも証明されたよ。信じてやれなくて本当にすまなかった」
「旦那様…!」
急展開過ぎるだろ……
どうやら私は不義の子ではないかと疑われていたようだ。
ていうかこの夫婦いつまで抱き合っているんだ?
それよりももっと重要なことが聞こえたような気もするが後で考えよう。
父がイケメンである。
金髪に碧眼、180はゆうゆうとこす身長。筋肉もよい具合についている。
こんな旦那がいるのに浮気するのかと思うかも知れないが
母も美人だ。
金髪に赤眼、身長は170くらいなのではないだろうか。ヒールがある分わかりづらい。
体型もThe!ボンキュッボン‼みたいな感じで何でとは言わんが数々の男性を惑わしてきたのだろう。
その二人が抱き合っている。
めちゃくちゃお似合いだ。
誤解も解けたことだし私の扱いも変わるのだろうか
と一瞬でも思ったのが間違いだった。
執事に呼ばれて仕事に戻った父を笑顔で見送った母は
「あなたみたいな子、政略結婚にしか使えないわ」
と言い放って出ていった。
ちなみに顔は真顔だった。
美人の真顔こえー…
どうやら私の転生ライフはスローライフとは真逆の波瀾万丈なものになりそうだ。