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#ロマンスファンタジー
「ラムが知らないことは全部教えてあげる」
彼の指先が寝衣のボタンにかかる。
ぷつり、と一つ目が外れた。
胸元が緩む。
「ま、待って……! まだ心の準備が……」
「大丈夫。ゆっくり進めるよ」
二つ目のボタンが外れると同時に、彼の唇が鎖骨のくぼみに吸い付いた。
チリッとした小さな痛みが走る。
「ひゃっ! 今のは…」
「印をつけたんだ。ラムが僕のものだって証」
三つ目のボタンが外れ、薄い肌着の下から白い乳房が覗いた。
シエルの喉仏が大きく上下するのが見えた。
「綺麗だね……」
彼の指がそっと膨らみに触れる。初めて人に触れられた柔らかな部分が、意志とは無関係に戦慄いた。
「あ……っ」
思わず漏れた吐息に、自分でも驚く。これが「感じる」ということなのだろうか。
「ここをこうすると……」
シエルが私の耳元に唇を寄せて囁く。「もっと気持ち良くなれるよ」
彼の指先が頂きにある桃色の尖りを優しく転がし始めた。
最初はこそばゆいだけだった刺激が、徐々に別の種類の感覚に変わっていく。
「んっ……!」
腰が勝手に浮き上がりそうになった。
まるでお腹の奥底から何かが這い上がってくるような──
「ふふ……反応してる」
嬉しそうに笑ったシエルの唇が、次は直接そこへ降りてくる。
生暖かい舌が突起を転がし、湿った音が響いた。
「ひぃあ……っ」
逃げるように身を捩じる私を押さえつけ、シエルは執拗に両方の突起を交互に吸い
舌で撫で、甘噛みを繰り返す。
その度に私の全身はビクビクと跳ね、意思を持った生き物のように反応してしまう。
「ラムの声……すごく可愛い」
彼は上体を起こすと、残りのボタンも一気に外し、私の寝衣を脱がせてしまった。
裸の上半身が冷たい空気に晒される。
「やだ……恥ずかしい……」
慌てて胸元を隠そうとする私の手を、彼は優しく握り締めた。
「大丈夫。綺麗で可愛いから…僕だけが見ることを許された宝石みたいだ」
褒め言葉と共に、彼の手が下腹部へと移動する。
内腿の付け根に差し掛かったところで、
「え……? そこ……」
「ここからが大事なんだ」
彼の指がショーツの縁をそっとなぞる。
布越しでも分かるほど熱い何かが集まっている箇所。
「これは、子供を作るための準備段階なんだよ」
シエルの説明に頷きながらも、私は脳裏をある記憶が掠めた。
「…こ、これって……お魚さんで言うところの交尾……っ?!」
顔が一気に燃え上がる。
水面の向こうで見た光景が鮮明に蘇った。
「…っ、ラムの口からそんな言葉が出るなんて。でも、動物のそれよりずっと複雑で……」