テラーノベル
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きっかけは、たった一つのフォローだった。
見慣れない名前と、明るいアイコン。
でもその人が、同じ塾に通う一個上の先輩だって気づくのに、時間はかからなかった。
塾で見るその人は、いつも誰かと笑っていた。
「元気の塊」って言葉が、そのまま人になったみたいな人。
ちゃんと話したことなんて、ほとんどなかったのに。
ただ、少し気になる存在だった。
インスタでやりとりをするようになって、
塾でも少しだけ話すようになった。
ほんの一言、二言。
それだけなのに、その日は少しだけ特別になる。
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