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……ツアーに楽しみができた。


たった1曲でも、一度だけでも、自分の歌を歌えることが、あたしはとってもうれしかった。


浮かれ気分で、自作の歌に取りかかったのはいいけれど、


いざ作ろうとすると、歌はまったくできなかった。


自分の歌を、自分の言葉で作ることが、こんなにも難しいんだってことを、あたしは初めて知った。


何を書いていいのかも、まるでわからなくて。


何を言葉にしたらいいのかも、想像もつかなくて。


一行も歌詞をひねり出せずに、あたしは、ひとり悩み続けた。


歌は、ツアーが始まる頃になっても、何もできていなかった。


終わるまでには、なんとか形にできるだろうと思ってるうちに、いつの間にか最終日まで10日を切ってしまった。


移動日を含めると、ステージはあと5本を残すのみにまで差し迫って、


いよいよカウントダウンが始まりお尻に火がつき出した頃に、あたしはようやく歌のタイトルを決めた。



タイトルは、




「REAL」




あたしのありのままを、歌にして聞いてもらいたかった──。



「REAL」あるアイドルの光と影の告白

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