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Chapter14.潜在能力【共鳴】
🎇決意
「……今から行っても、間に合わなくない?」
「だったら……」
ミナの胸の奥で、 昨夜の“魔力の揺らぎ”がまた震え始める。
「セラちゃんの力、今使うしかないでしょ」
その瞬間—— 魔法陣がビリッと震え、 魔法組が一斉にミナを見る。
「はぁはぁ...」
息を切らせながらセラが部屋に入って来る.
セラは胸を押さえて、 小さく震えながら言う。
「……ミナ……? 私の……力を……?」
ミナはゆっくり立ち上がる。 まだ眠そうな顔なのに、 その瞳だけが“覚悟”を宿している。
「……セラちゃんの力なら、 きっと……間に合うよ」
魔法組がざわつく。
「お前、何言ってんの!! 姫の力は……!」
Reluは震える声で言う。
「……ミナ…… まさか…… “あれ”を……?」
🌑ミナの決断
「セラちゃん、ちょっとだけ眠っててね?」
その声は優しいのに、 どこか“決意”が滲んでいる。
「ミナ、だめだよ! また……自分自身を壊す気なの!?」
「……今は違う」
その言葉に、 魔法組が一斉に息を呑む。
「今は……?」
ミナは答えない。 ただ、セラの額にそっと手を置く。
「……ミナ……やだ……」 (そのままミナの胸に倒れ込む)
ミナは優しく抱きとめ、 床にそっと寝かせる。
🌟魔方陣の中心へ
ミナはひとり、魔方陣の中心に立つ。
Reluの国の方向へ向き直り、 胸の前で手を組む。
魔法陣が淡く光り始める。
ミナの声は小さい。 でも、魔力は世界に響く。
「……守って…… どうか……間に合って……」
その瞬間—— 魔方陣が眩い光を放つ。
「……防御魔法!? いや、これは…… “国規模”の結界……!」ARKHE
「ミナくんの魔力が…… セラちゃんの“風の加護”と共鳴してる……!」ゆう
「こんな出力……人間じゃ無理だ……!」ネイロ
「風が……世界中に広がっていく…… ミナの祈りを運んで…… “守りの壁”を作ってる……!」シエラ
Reluは震える声で呟く。
「……ミナ…… なんで……ここまで……」
ミナは振り返らない。 ただ、祈り続ける。
🌙ミナの魔力:防御力UP
ミナの祈りが届いた瞬間、 遠く離れたReluの国の空に——
巨大な風の結界が展開される。
魔王軍の攻撃が弾かれ、 国全体が光に包まれる
ミナの身体がふらりと揺れた。
らみ「ミナちゃん!!」
ゆう「魔力の消耗が大きすぎる!」
ARKHE「止めろ!これ以上は危険だ!」
でも祈りを止めない。
ミナが魔方陣の中心で祈り続ける。 その魔力は、ただの防御魔法じゃない。
“共鳴”だ。
ミナの魔力は、 周囲の人間の“本質”に触れ、 眠っていた力を呼び覚ます。