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-死にたい僕と生きたい君-

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-死にたい僕と生きたい君-

1 - -死にたい僕と生きたい君-

♥

409

2024年04月25日

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目が 覚めると

見覚えのない 天井と 知らない 女性の顔。

ここが 病院だ ということに 気づくには 少しかかった 。



看護師「こえさん_?」


Coe.「っ・・・ 生きてるんですね・・・」


看護師「… そうです。」



”生きてる” というのも、

数時間前 … だろう、

僕は 自殺 した 。

いや、 正しくは、 自殺しようと した 。

いわゆる 自殺未遂 という ヤツ だ 。

全身に 血の 滲む 包帯と

腕に 刺された 複数本の 点滴 。

死ね なかった のだ 。

その 事実が 重く 伸し掛かる 。

大量の 薬を 飲んだ はず なのに 、

返って 頭が 澄んでいる ような 気が する 。



看護師「ここは 〇〇病院 です 。 〜〜〜。ーーーー。〜〜ーー。」



看護師さんの 説明を 聞いている と 眠くなって きそう だった 。

その中で いくつか 記憶に 残っている のは

・暫く 入院しなくては ならない こと

・ここは 小児科で 、 同じくらいの 歳の 子も いる こと

・精神剤を 服用 しながら 様子を 見る こと

だった 。



看護師「本日分の お薬です 。」


Coe.「1日分 なん ですね」


看護師「誤って 一度に 大量に 服用すると 危険です から 。 」


Coe.「あぁ ・・・ 」



面と 向かって 言われ 少し腹が立つも 抑える 。

と、 ここで 一つ疑問に 思った 。



Coe.「あの 、、 親は 、、 ? 」




まだ 未成年の 僕だ 。

何か あったら 保護者に 連絡する のが

常識 というもの では ない のか ?



看護師「… そのこと なん ですが 、 」


看護師「虐待を … 受けている のでは ない かと … 思い まして … 」


Coe.「 っ ・・・ ‼ 」



急に 言われ 思わず 体が 反応した 。

僕は 両親からの 虐待と

クラスメイトからの 虐めを 受けていて 、

そのことから 自殺に 繋がって いた 。

今どきは 、 精神科で なくとも

そんな プライベートな ことまで 配慮して くれるのか、

と 感心している と 、 看護師さんが 口を 開く 。



看護師「なので、 まだ ご連絡 していません 。 」


Coe.「… ありがとう ございます 、 」


看護師「いえ、 大丈夫です 。 」



看護師「今は 体調も 少し良くなって きている ので、 院内を 少し ご紹介 します。 」


Coe.「はい 、 」







N E X T・ ・ ・♡ × 1 0 0

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コメント

3

ユーザー

続き書いてほしい、、、

ユーザー

のーにゃ続き楽しみであります

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