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『依存症』
依存症は、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態となってしまう。
依存症にはアルコールやニコチン、薬物などに関連する物質依存症とギャンブル等の行動や習慣に関連する行動嗜癖がある。
これらは、特定の物質や行動を続けることにより脳に変化が起きることにより症状が引き起こされる病気で、本人のこころの弱さのために起きている現象ではない。
特徴
・やめたくてもやめられない(コントロールできない)
・「今日は止めよう」と思ってもやってしまう
・適当なところで切り上げることができない
・自らの意思ではどうしようもない
・徐々に悪化してしまう
・放置すればどんどん進行する
・考え方が極端になってしまう
・家族、仕事、将来設計等、生活の全てに優先してのめり込む
・問題を否認する
・借金、家庭内の問題などの現実を見ない、事態の過小評価
・事実を認めず攻撃的になる等
・家族を巻き込んでしまう
・家族が悩み、依存症者に注意する一方、借金の肩代わりを行う等の目の前の問題解決に奔走し、身体面・心身面・金銭面で疲弊していく
治療法
依存症の治療には個別の精神療法や認知行動療法的な考え方に基づく集団精神療法や自助グループへの参加などがあり、アルコール依存症では抗酒薬や飲酒量低減薬などが用いられることがある。
一方で、これらは依存症に対する特効薬となるものではない。
ご本人にあった治療方法で治療を続けることが重要。
また、依存症は、治療の過程の中で、物質の使用や特定の行動をやめたり減らしたりできていたとしても、些細なきっかけで再使用してしまうことがある。
しかし、これは依存症という病気の特徴ですから、ご本人のこころの弱さによるものではない。
たとえ、再使用してしまったとしても、あきらめず、再び治療を始めることがとても重要。
コメント
3件
(;¬∀¬)ハハハ…私TELLER依存性で草