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《領収通過届》





・壱、私は〚×〛に逆らいません。

・弐、私は死者と対面した場合、1時間以内に帰ります。

・参、私は決して大声を出しません。

・肆、私は〚×〛の陰口をしません。

・伍、私は全てを望みます───────





《ベリーゾ・コライ ㊞》



──────────









槭side






槭「あーもうどうしよっ!!!」



頭がむしゃくしゃする。



スフェ「…大丈夫かよ」



気にしてるのか紅茶を注いで私のデスクに置いてくれる。


…たっぱりそこら辺の気遣いはスフェのいいとこだよね、



槭「ん〜…なんだろう、掴めないんだよね」



スフェ「…掴めない?」



紅茶が入ってるポッドを静かにコトッと元の場所に置くと、自分のPCのマウスをカタカタ押している。


…ああいうのできるの尊敬する。()



槭「なんだろう、調べようとするとフリーズしちゃうんだよね」



スフェ「……変だね。ちょっとどこか教えて」



スフェに頼めばなんとかなる、と信頼してるので画面を見せる。



槭「ここ。」


スフェ「………」



槭「なんかの宗教?組織?なんじゃないかなぁとは思ってる」



スフェ「これ知ってる」


槭「へ。」



まさかの!?!?(((



槭「マジっすか師匠……」


スフェ「誰が師匠だ」




〚霊々楽〛─────か、なんかありそうな。




槭「なんか知ってるの?」



スフェ「ラヴと関わりがあるっつーのは知ってる。」


まァ別に今は大丈夫だと思うよ、と微笑して言う。



槭「ラヴ……」



やっぱり辛いんじゃないか、と聞こうとしたがああ言うスフェは正直だってなんとなくわかる。


これでも、ラヴと一緒に歩んできた仲間だし。




スフェ「それに、なんでラヴが生きれたのかも分かんないしね」



槭「神様……だっけ?」



スフェ「天の神様の言うとおり、じゃないんだからそんなことないと思ってるけどね」



槭「…確かにね、子供の遊びみたいだよ。」



スフェ「……子供、か…昔やったね」



槭「やったの…?」



スフェ「これでもまだ低学年の頃は平穏だったし。」


スフェ「…よくやったもんだよ。」



なんかありそうだなぁ…まだまだ謎だしこの人……


黒曜石みたいに、黒くて妖々しくて色気があr…じゃなくてどこかぎこちなくて。



……いつか突き止めないと。




スフェ「さ、もう寝ようか?」



…現在深夜2時。何してんだろうね私達は(?)



槭「うん……付き合ってくれてありがとう、スフェ」


スフェ「大丈夫。徹夜は慣れてるからね」



槭「────またキャラメルくんで遊んでたの?」


スフェ「失礼だね、軍は玩具じゃなくて旦那だから」


槭「なんか進化してるし」





カチッ、と部屋の明かりを消す。



一気に暗くなって私の部屋の黒さがよく分かる。




まだ子供らしい私を引っ張るスフェとラヴを追いかけながら私は此処を生きるんだろう。







to  be continued。


五期_残念賞はこの世を詠う

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