前回までのあらすじー
エレクトボムを使わずにやすやすと会話をしてしまった王馬&最原!
一体どうなっちゃうのー?(棒)
『…最原ちゃん、エレクトボム作ってもらおう。話はそれからだ。』
「……分かったよ王馬くん。」
…やらかしたー……!!
幾らオレでさえもここまで気が回らないとは!
これで黒幕(白銀ちゃん)に情報をめっちゃ渡しちゃったよ…!!(自白剤の件でもうほぼほぼバレバレではある)
取り敢えずオレが頼んでもどうにもならない。
絶対ビビられる。知ってた。
という事で、前回も書いた設計図をちょちょいのちょいと書いて、最原ちゃんに入間ちゃんへ頼み込んで貰うことにした。
ーーー(最原サイド)
……やらかした。一体どうして黒幕に聞かれる可能性を考えなかったんだ、僕!!(自白剤 略)
はぁ……久しぶりな感覚でちょっと気を抜きすぎたな……
…まぁ王馬くんに言われたし、入間さんに頼みに行くか…
ーーー入間美兎の研究教室
ぴんぽーん!
『い、入間さぁーん……』
……
『い、入間さん…!?』
ーーバァン!
「お、なんだよ、童貞陰キャ原か!」
『…よかった、留守かと思った……』
「ハァ!?オレ様はずっと機械を発明してんだよ!なんてったってオレ様は天才発明家の入間美兎様だからな!ヒャーッヒャッヒャッヒャ!」
『うん、そうだね。……所で入間さん、コレ、作ってくれないかな…?』
「は?何だよ……って、エレクトボムゥ?なーんか作った事あるよーなないよーな…細けーし ……難しそうだなぁ……」
『い、いや多分無いよ!
…あれ、入間さん。そんな事言うなんて、 もしかして出来ないの?』
「ッはァ!?出来るに決まってんだろ!?ふざけんなよ!!」
『あはは、そうだよね入間さん。じゃ、よろしく!』
「…ってオイ陰キャED原!!おい!!」
ーーーー(入間サイド)
……くそ、逃げられたか…
……えーっと…エレクトボムと虫取り機…?
コレ、つるショタの字じゃねーか?何してんだよアイツ…
……うーん…なーんかなぁ……作った事あるよーな作ってないような…スッゲー引っかかんな……
…と言うかあの陰キャ原がオレ様に出来ないの?なんて言いやがって!ふざけんな!100点満点で今日中にでもブッ返してやる!
ーーー王馬の部屋ーーー
「はぁ……やらかした…」
『まぁこういう事もあるよ王馬くん。』
「…で、何か解決法って見つかったの?最原ちゃん。このままだと人生ハードモードとと言うかナイトメアモードだと思うよ?」
『うーん……今の所は…』
「……えっ。もしかしてオレ達死ぬしかないの?」
『……』
「嘘でしょ?ねぇ!!え??」
『いや、今はそれだけだから!大丈夫だよ多分!!』
「……ほー。へー。ふーん。」
『酷くない!?王馬くんも考えてよ!!』
「まぁでも入間ちゃんのアレが出来ないとねー。作戦会議ならないっしょ。(今もアレだし。)」
『…そうだよね……』
ーーー最原の部屋ーーー
『はぁ……疲れた……』
入間さんや王馬くんと話すのはやっぱり疲れるな…
…一眠りしようかと思ったが出来なさそうだ。
えーっと……確かダンガン紅鮭団の目的は【10日間でどれだけ仲良くなるか】、だ。
今は17人だから…って あれ、1人余るな…これは運営、どうするんだろう……?
…多分何とかなるよね。
それで、今は3日目。(黒王馬が来たのが2日目)
…うーん…かなりヤバい。これは困ったな……
…やっぱり王馬くん(コロシアイ)の方と仲良くしようかな…
こう言っちゃ何だけど、多分余るのは(どちらにしろ)王馬くんだよね。
……どうしよう…
考え事をしてたら眠くなってきたな…ベットで寝るか…
……
…………
ピンポーン!
…ピンポピンポピンポピンポーン!!
……ダァン!!
『ひっ!?』
びっっくりした…一体誰だ、僕の安眠を妨げる奴は。
ガチャッ
「オイ陰キャ原!!神様仏様入間様が設計図より有能に作ってやったぞ!!感謝しろよ!」
『……っあ、入間さん!ありがとう!』
入間さんだった。凄いな。もう出来たのか?
『ハッ!オレ様にひれ伏すが良い!ヒャーッヒャッヒャッヒャッ!』
…うーん……唾が飛んできたな…ちょっとその笑い方どうにかならないのかな。
取り敢えず入間さんから、発明品を受け取る。
エレクトボムは持続時間40分×5個。
虫取り機(どんなに小さい虫も見れるゴーグル付き)
……なんと言うか……有能だな…
その後入間さんに感謝の意を告げてお帰りになってもらい、僕はまたベットに戻って思考を広げた。
…よし、じゃあこの後、王馬くんを誘って作戦会議だ!
コメント
4件
閲覧&ハート、コメントありがとうございます!!
入間ちゃんのキャラが分からないという… 前回から全然進展してません…( ´•ω•` )