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紫)今日からここがりいぬくんのお部屋ね
突然拉致され、この人たちは借金取りだった。
けど俺を救いたいと言ってくれた、
怖そうな人だと思ったけど優しい…?
なんて思ったら、突然ペットにする。
俺の言うこと聞いてくれるよね?と言われ、恐怖心でいっぱいになった。
もう何も信じれない、怖い早くここから逃げ出したい。
橙)ご飯持ってきたで~
昨日のオレンジ髪の人がご飯を持ってきた。
お盆を机に置いて、俺を見てくる。
1つ1つの動きを警戒しながら俺は部屋の隅で見ていた。
橙)そんな怖がらないでや、ただの美味しいご飯。俺が1口食べてみ…ぁ、関節キス嫌?
橙)昨日は喋ってくれたのに、黙ってばっかやなぁ…笑
だって仕方ないじゃないか。
あんなこと言われて怖がらない方がおかしい
怖がったところで俺の精神力が削れるだけで、この状況が変わるわけじゃない。
それでも俺の恐怖心は無くなったりしない。
橙)なんも毒ないから、安心して食べてな?
そう言って部屋から出ていった。
ここしばらくまともな食事は取ってない。
だから目の前に置かれたご飯に美味しそうという感情は浮かんでくる。
けどすぐ、毒があったらどうしよう信用出来ない。
そんな思いが襲いかかってくる。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
紫)じぇるくんありがとね
りいぬの部屋から出るとすぐ近くに立っていたなぁくん。
橙)別にええよ、仕事だし
そう、俺は特にりいぬに感情なんてない
ただなぁくんに言われた通りにするだけ
もし殺して欲しいと命令されたなら簡単にやってしまうだろう
紫)でも、とりあえずいまは愛情注いであげてね
嘘でもいいから。そう言われた
なぁくんはりいぬをどう思っているのかまだよく分からないが、あの2人。るぅととさとみはきっとりいぬを可愛がれるはず
ころんもなぁくんに言われたら俺みたいに嘘でも可愛がれるだろう
りいぬが来てから2週間が経った
けど僕たちはその間りいぬに会っていない
会わせて貰えてなかった。
なぁくんのあの一言でりいぬは怯えてしまった。
まぁ、あれは誰だって怖いだろう
そもそも拉致されてきたようなものだし
黄)ねぇさとみくん、りいぬ元気かな
桃)知らね、だって俺会ってないし
生徒会室でだらだらと過ごしていた僕たちにころちゃんが突然口を開いた
青)2人はりいぬ…くんのこと好き?
黄)………分からない
だってまだりいぬと過ごしてそんなに歴がない
それに簡単に好きと言っていいようなものじゃない気がした
青)…そ、
そう言ってころちゃんは視線をゲームの画面に戻した。
いつものようにじぇるくんが迎えに来てくれて車に乗り込んだ
黄)ねぇ、これ今日の仕事のやつ?
置いてあった資料を手に取りじぇるくんに話しかけた。
橙)いや、それちゃうよ
珍しい、今日は仕事ないんだ。
橙)着いたらなぁくんからとある仕事が言われると思うよ
そう言って静かに車を走らせたじぇるくん
ぼぉっと窓の外を見ているころちゃん
僕とさとみくんだけはそわそわして家に着くのをただ待っていた
紫)みんなおかえり
いつものようにスーツ姿で、応接間にいたなぁくん
ただいつものようにそこにお菓子は置かれていなかった
でも今日はお菓子ないのー?なんて思わなかった
それよりもじぇるくんが言った、「なぁくんからのとある仕事」が何なのかが気になって仕方ない
紫)3人とも、りいぬくんのことどう思ってる?
桃)かわいいっ、!
間髪入れず答えたのは、さとみくんだった
興奮気味に前のめりになりながら答えてたから隣のころちゃんが若干引いている
ころちゃんだってなぁくんのことになるとそんな感じなのに
紫)……ころちゃんは?
青)…なんとも
顔を伏せてそう答えた
だってころちゃんはなぁくんだけだもんね
そんなころちゃんの返答にさとみくんは何も動じない
さとみくも僕のように思ってる、というかみんな知ってる
ころちゃんがなぁくんのことガチオタしてること
本人はどう思ってるのか知らないけど
紫)るぅとくんは?
りいぬのことは、さとみくんと同様可愛いと思ってる。
けど、それだけじゃない
弱くて可哀想で、こうして拉致されて、家族はもう居なくて、きっと仲間もいない
僕たちしか頼れる人はいない
怯えてるけどそうするしかない
黄)好きだよ
黄)りいぬのこと、すき
他の奴らはきっと君のことを玩具にするに違いない
でも僕だけは君のこと、大事に扱うよ
ちゃんと1人の人間として
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
長い廊下を静かに歩く
こんな奥に部屋なんかあったんだ…
なぁくんから貰った鍵をポケットに忍ばせ
薄暗い廊下をしばらく歩いていると、他の扉よりも少し大きな扉
その鍵穴にポケットから取り出した鍵を差し込む
扉を開けると厳重に施錠されてる窓
窓際に机と椅子
腰くらいの高さの本棚
そして大きめのベットの上に蹲っているりいぬ
机の上には今朝じぇるくんが置いたお水とゼリー
昨日はもちろん何も食べていなかった
だから、簡単なものなら食べてくれるだろうと思ったのか、ゼリーを選んだ
食べるものを変えたって意味がないのに
黄)りいぬ、僕だよ
黄)怖いよね…大丈夫だよ、僕は…ううん、僕だけはりいぬの味方
そう言うとぴくりと耳が動いた
味方って言葉にゆっくりと顔を上げてくれた
赤)……っだれ
黄)僕るぅと、忘れちゃった?
赤)…声だけは覚えてた
黄)じゃあこれからはちゃんと名前も忘れないでね
じぇるくんが「一言も喋ってくれない」って言ってたけど、歳が近いから安心するのかな
まだ警戒は解けないけど、ちゃんと喋ってくれた
ってこうしてりいぬと仲良くするのももちろん大事だけど、なぁくんにご飯食べさせてって言われたんだった
黄)ねぇ、りいぬお腹空いてるでしょ?
赤)……
黄)今日はゼリーだよ、ゼリー嫌い?
赤)…嫌いじゃない
赤)でも食べない、
黄)毒なんて入ってないよ、りいぬのこと大事にしたいから
この様子じゃお水も飲んでない
さすがにこのままじゃ
でもここで無理矢理飲ませたら、
赤)どうせ、俺のことなんてっ…
黄)言ったでしょ、僕だけはりいぬの味方
黄)今日だけでもいい、今だけでもいいから僕のこと信じて、ゼリー食べて、いやお水だけでもいいからお願い…
赤)…わかった
黄)ありがとうりいぬ、笑
そうしてちびちびと小さいお口でゼリーを食べてくれた
彼も久しぶりの食事で、自然ともう1つのゼリーにも手を伸ばしていた
なぁくんに叩き込まれた僕の特技
NOなんて言わせない、僕の言う通りに動いてもらう
計算された表情管理、声のトーン、言葉で相手の心に入り込む
あと数日続ければ、りいぬは完全に僕に堕ちてくれる
りいぬが慣れるまでは、なぁくんの指示に従うつもりだけど
しばらくしたら僕の思うがままにりいぬを操る
だって僕はちゃんとりいぬのこと愛してるもん
更新遅くなったくせに、完全に黄赤ワールドになってしまいました、お許しください😭😭
もう書いてるうちに訳わかんなくなってますちゃんと完結させます。
#リクエスト
桜瑠璃(3代目)高浮上?
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#おりきゃら
玲💚🍀 .🌳🩵
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コメント
8件
後半、黄赤だけの世界で完全に私得すぎて幸せだった🤦♀️律天才最高すぎる!単純な可愛いって気持ちとか適当な好きじゃなくて、しっかり考えて好きって言う所とか、僕"だけ"は味方って言う所とか、計算し尽くされた人の懐に入る特技で赤くんを完全に自分だけのものにしようとしてる所とか、黄くんの独占欲と闇深さが際立っててめちゃくちゃ好きすぎた🥹青くん相変わらず紫くん以外興味ないこと分かりやすくて可愛かった!

続き書いてくれて嬉しい😭