太中注意 1部太敦
「中也」『太宰』他のキャラ 例 敦:○○
「はぁ…、探偵社、か…」
嫌だな、と小さく呟く
武装探偵社
コンコンッ
国木田:はい、 (扉を開ける)
「失礼すんぞ、」
国木田:何ッ、!?ポートマフィア!?
「首領からお宅の社長に書類を渡して
欲しいと言われて来た」
そう言いながら探偵社の部屋の中をちらっと見る
「(良かった、太宰は居ねぇ)」
そう思った矢先廊下が騒がしくなる
もう、!!なんで入水しちゃったんですか!?
又国木田さんに怒られますよ?
あははッ、済まないね偶々いい川が
あったものだから
「……、書類を確認してもらったら直ぐ帰る」
国木田:?あぁ分かった少し待っていろ
「…(最悪だ最悪だッ!!
寄りにもよって太宰に会うなんてッ、)」
はぁ…、と静かに溜息をつく
ガチャ、
『ただいまぁ!!…、ってげッ…中也』
敦:こんにちは中也さん何か用ですか?
「ぁ…、あぁちと書類を渡しに来てな、」
敦:そうなんですね!!お茶でも出しましょうか?
「否、大丈夫だ確認が終わったら直ぐ帰る」
『あぁさっさと帰ってもらいたいものだね』
敦:太宰さん、!!態々届けてくれたのに!!
「大丈夫だ、」
ズキズキと心が痛む
国木田:確認が終わった社長に渡しておく
「あぁ有難う、…」
国木田:あぁ、態々有難う助かった
「大丈夫だ…、」
敦:太宰さんはどうして
何時も入水しちゃうんですか!!
『えぇ~?だって早く死にたいんだもの!!』
敦:もう…毎回探す僕の身にもなって下さいよ…
『でも毎回探しに来てくれる敦くんが好きだよ』
敦:ぇッ!?!?!?///
「ッ…、!?……失礼した」
国木田:気お付けて帰ってな
コツコツと普段より大きく音を立てて道を歩く
「ッッ、!!」
「(彼奴の相棒は俺なのにッ!!昔なら俺が彼奴を毎日のように探してたのにッ!!全部ッ全部ッ!!全部俺がやってたのに全部全部ッッ!!!!)」
ピタッと足を止める
「……????」
「ぜん…、ぶ昔の…こと…、?」
「今じゃ…、なぃ、」
「俺じゃ…ない」
「今の彼奴の隣には…、敦と、…国木田…」
「探偵社の…奴…ら、…」
「俺じゃ…、ないんだ…、もぅ…俺じゃ」
「…、ならもういっか、」
数日が経ち
『(ぉッあれは中也)』
『ちゅ~う~やぁ~』
太宰の言葉を無視して歩く中也
スタフタスタスタ
『ぇ?ちょッ、ちょちょちょッ!!』
『君ご主人様も分かんなくなったの!?』
ピタッと止まり
「誰だかご存じ上げませんね、」
『は…?』
「ではさよなら」
スタフタスタスタ
『…………ぁッちょっと、!!』
『(はぁッ、!?どういうことだい?
誰だかご存じ上げませんねって、
意味わかんない!!)』
「(俺はもう太宰と関わっちゃ駄目なんだ)」
「俺はもう、太宰を知らない」
又数日が経ち
「はぁ…疲れた、…げッ、もう2時じゃねぇか」
「さっさと帰るか…」
ぎゅッと後ろから誰かに抱き締められる
「!?誰だッッ!!!!」
「(糞ッつけられてるの分かんなかった、)」
『誰だ、なんて酷いなぁ、私は君の相棒なのに』
「ッ、!!(太宰…、?)」
「…俺に相棒なんていません」
「貴方は誰ですか」
『…あのさぁ、それでもし私の事
忘れようとしてるのなら無理だよ』
“君は私を忘れられない”
“だって君は私の相棒であり、犬であり”
“私のモノだから”
失われる意識の中で聞いた
“あぁそうさ、俺はお前を忘れられねぇよ”
「くそ…、だざ…ぃ」
ガクンッと中也が倒れる
『私を忘れようなんて事許すとでも?』
『君は一生太宰治と言う呪いに縛られていてよ』
『そしたら君は一生私を忘れることが出来ないだろ?』
『君は私だけなものなのだから』
『ね?中也、…♡』
ぎゅぅぅッ!!
2人は横浜の暗闇に姿を消し
ポートマフィアの中原中也が消えた夜になった
“愛してるよ/愛してるぜ
治/中也
一生離さない
私の/俺の
犬/ご主人様
コメント
2件
うん。すばらしい、なんだろう、すごい、良い 忘れたい中也ってかわちいよね そして忘れさせようとしない太宰さんもいい、、、 共依存ってまじで神
うん、良き👍🏻なんだろうやっぱりいいね!やばい最高すぎて語彙力がッ!?今回は原作寄りだね! 太宰さんを忘れようとする中也と忘れさせない太宰さん…良い…尊い! そして最後に!2人が愛してるって言ってその後中也はご主人様、太宰さんは犬って言うの良すぎる!!!!