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「梶原寝るなら廊下行くか?」
もしみんながテレビとかみるなら一度は聞いたことあるだろうこの昭和のセリフ。
俺はもう慣れっこだ、もう二桁は超えたな。
どうせ前見たら小澤のやつが眉間に皺を寄せ、白くて短いチョークで俺をさしてるところだろう。いや、青色もあるぞ。
「…黒板消しは予想外だったな」
おっと、口が滑った滑った。
「おい、何寝てんだよ。舐めてんのか?あ?
志望校だしてないの学年でお前だけだぞ。
いつもいつも寝やがって、受験生のする行動じゃないよな?お前、次寝たら退学な」
小澤がそう言い終わると同時に四限目のチャイムがなり授業は終わった。
次寝たら退学だ?お前にそんな権限ある訳ないだろ、そんなこともわかってるのに本当につくづく昭和だな、あいつは。
「おーい梶原、購買先行ってるわー」
この声の正体は加藤、俺の親友だ。
俺らはふたりでバンドを組んでいる、中三でだよ。すごいよなほんと、自分でも思う。
いつかふたりでライブ開いたり…あっ、購買行かなきゃ。