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今回は月里様からのリクエストを基に作った物語です。
リクエストありがとうございます!
では、本編へどうぞ!
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樹side
北斗「ねぇねぇ樹、このニュース知ってる?」
北斗が俺に見せて来たのは最近話題になってるニュースを報道してる番組の映像。
髙地「それ、俺も知ってる」
慎太郎「ちょっと面白そうだよね!」
ジェシー「なになに?」
大我「幼児化のやつでしょ。ジェシー知らないの?」
2日前に報道されたニュースで、 何歳の人が飲んでも1日だけ5歳になる“幼児化の薬”が開発されたがまだ動物の臨床試験しかしてないのに盗まれた、というもの。
北斗「怖くない?」
樹「まぁ俺らには関係ないだろ」
この時は本当に関係ないと思ってた。
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仕事が終わり、アイスを買いたかったから家の近くのコンビニまで送迎してもらった。
コンビニから出て歩き始めるとポケットから着信音がした。
樹「もしもし?どうした?」
北斗「もしもし樹、今いい?」
北斗からの電話に気を取れていると、
ガバッ
樹「んー、んぅ、んっー」
北斗「樹!?どうしたの、ねぇ!?」
誰かに後ろから押さえ付けられ何かの薬品を嗅がされてそのまま意識を手放した。
北斗side
明日のYouTube撮影の時間を確認したくて電話すると、突然唸るような声がして返事が返って来なくなった。
何が起こったか分からずただただ不安と焦りでパニックなる。
北斗「どうしよ、樹っ」
とにかく誰かに知らせなきゃと思い、髙地に電話する。
髙地「もしもし、どうした?」
北斗「髙地、あのねっ、樹に電話したの、そしたら突然苦しむ声が聞こえて返事が無くなったのっ、どうしよっ」
髙地「北斗落ち着いて。それは何分前の話?」
北斗「ついさっき、5分も経ってない」
髙地「分かった。俺の車で樹の家に行ってみよ。迎えに行くから待ってて」
北斗「分かった…」
髙地に言われた通りに準備をして待つ。その間も樹に何かあったらどうしよ、という思いでいっぱいだった。
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ピンポーンッ
インターホンがなって早足でドアを開ける。
髙地「北斗、大丈夫?」
北斗「……ぅん」
髙地「樹の家行こ。大丈夫だから」
僕の不安を感じ取ったのか、髙地は僕の背中を優しくポンポンとしてから車に乗った。
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髙地「ねぇ、あれ」
樹の家の近くまで来た時、髙地が車を止めて指をさす。その方向を見ると、身体の大きさに合わない大きな服を着た子供が歩いてた。
車を路肩に停めて近づいてみると、
樹「あっ!髙地、北斗!!」
僕達の名前を呼びながら走って来る。なんで?会ったことある子なのかな?
髙地「僕、こんな時間にどうしたの?」
樹「じゅいだよ、じゅい!メンバーのたなかじゅい!」
髙地、北斗「はぁ!?」
髙地と僕はあまりの衝撃に驚きを隠せなかった。
ー続くー