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ゆらゆら揺れている,君が乗っていたぶらんこ
僕は、もう大人になったよ。
だから出てきてよ……
あの日の約束,忘れてないよ。
「君が、大人になったら,また遊ぼうね」
そう呟く君は、寂しそうだった…
安定した暮らし、好きな事を出来る暮らし
それが君の願いだったよね?
叶えられる日が来たよ…
こんなに待たせて御免ね…
嗚呼…夜が更けていく…君の笑顔と共に
お願いだから…もう一度見せてよ…
あの笑顔を…
君に寄せるこの想い…どうしたら良いんだろう
あの日から時間が止まった気が…する。
それだけ僕には、君が、宝物だったんだ…
そんな夢に憧れて,君と過ごした日々…
そんな日が消えてしまった…
もう疲れたよ…
この酸化した世界で…