寝てるときに見た夢を物語にしてみましょう
新作です。
登場人物どうぞー
名前 天音(あまね)
ごく普通の中学生かと思いきや殺し屋の家系の長女、蒼空は知らない
今は中学2年生
名前 蒼空(そら)
天音と幼馴染で中学1年の頃から天音と付き合っている(蒼空が告白した)
今は天音と同じく中学2年生
それではどうぞー
蒼空へ、ありがとう。私は君と出会えて本当に良かったなぁ。
大好きだよ。バイバイ。
私…天音は今日から中学2年生。そして今日は始業式で新しいクラスが発表される日。
今年も蒼空と同じクラスがいいな…。
「あーまね!おはよ!」
「あー…おはよ」
「朝から元気ないね~そんな天音も可愛いけど…」
この子…朝から随分と恥ずかしいことを言ってくる。
彼は蒼空。私の幼馴染で今は私の彼氏。付き合って2ヶ月くらいかな。
「朝から変なこと言わないで」
「事実と正論なのに…」
「私は蒼空と違って忙しいの」
「じゃあついてく!話さなくていいから一緒に学校行こ!」
「はいはい」
そして、私の裏の顔は…殺し屋。
裏金に手を染めた政治家や反社会的な人を抹消する役割。
とか言っても私も反社会だから何とも言えないんだけどね…。
昨日も夜の街に溶け込んで3人くらいは消した。
お陰で今日は一睡もできていない。
ましてや今夜も2人消すために夜の街に行かないといけない。
夜の街は嫌いだ。人は多いし、酒臭いし、うるさい。
でも、これは私の家系の仕事なんだ。放棄するわけにはいかない。
そして今殺し屋をやめると私の生きる意味がなくなってしまうと思ったから。
殺しは、私の生きがい…かもしれない。
「天音?信号赤だよ?」
「え?あ、あぁ…ごめん…」
「考え事はいいけど、ほどほどにしときなよ?」
「そう、だね…ありがとう……」
もし、私が人殺しだと蒼空が知ったらどうなるんだろう。
この関係も終わっちゃうのかな。
「天音!学校着いたよ!!」
「見れば分かることよ」
「だよね…まあ当然だよね!?」
「当然。てか当たり前」
「…なんかごめん」
「いいもん…」
蒼空、可愛くて直視できない……
「ま、まあ…早くクラス見に行こ…」
とりあえず話題を変えて命拾い。
蒼空とクラスが違ったら教育委員長?いや、校長?クラス編成を作った人を抹消しようかしら。
「天音!今年もクラス一緒だった!!!」
「そう、よかったね」
え?クラス同じ?嬉しすぎる……。
「とりあえず教室行こ!」
「…うん」
今年も幸せな一年になりそうね。
「…ただいま」
「おかえりなさいませ、天音様」
「ありがとう」
殺し屋ってそんなにお金が稼げるのか。
物心ついた時から広い豪邸に住んでいて、おまけにメイドも何人か住み込みで働いている。
もちろん、メイドたちも私たちが殺し屋だということを知っている。口外したら抹消されてしまうけどね。
「天音、帰ったか」
「お父様、今帰りました」
「今日はこの2人だ、早急に頼む」
「…分かりました」
「情報はこの資料に全部書いてある。夜までに読み込んでおきなさい」
「はい」
やっぱりお父さんに敬語を使うのは慣れない。
7歳くらいに拳銃とナイフの使い方を学び、10歳くらいには試しに動物を殺したりしていた。
だから、一人前に人間を殺すことが出来るようになったのはつい最近のことだ。
…で、今日のターゲットは誰なの。
「盛岡誠二、32歳。政治家。ギャンブルでの借金、連続銀行強盗…か」
最近は、政治家しか殺していない気がする。
政治家なら一般人より給料多いよね?お金に溺れてるなぁ、全く。
政治家殺害事件はニュースとかでも報道されているけど、ほとんどは私が殺っているものだ。
そして全て未解決事件迷宮入りしている。
バレたら困るからね。細心の注意を払っていないと危ない。
「もう一人は…鈴木大翔、45歳。一般会社員か…脱税、不倫、性暴力…ヤバいな……」
「で、二人は知り合いで今夜バーで飲む予定なのか…長丁場になりそうだね…」
てかさ、みんな…悪いことしすぎだよ。
「大翔さん、今日は思いっきり飲んじゃってください!僕が奢りますから~」
「じゃあ、思いっきり飲むとしようか!はっはっはっは!!」
あの二人か…私は未成年だから店の中には入れないから、外で待っているしかない。
最悪、毒殺でも構わないしね。
「…天音?こんなところでなにしてるの?」
「蒼空?蒼空こそどうしてここに…」
「この繁華街の中に僕のお父さんが経営してる店があるんだよ。そのお手伝いに…」
「そうだったのね。新店舗展開したの?」
「そうそう!大繁盛だよ~!それより、天音は何してるの?」
「わ、私…?私は………少し散歩よ…」
「…?そうなんだ!じゃあまた明日学校でね!」
「え、ええ…」
バレてないわよね?でも…いつもの蒼空じゃない。
いつもならこれでもかというほどひっついてくるもの。
彼も何かと夜は忙しいのかもしれないわね。
蒼空と会ってから3時間。23時。
政治家と一般会社員が酔っ払った状態で出てきた。
酒臭い。反吐が出る。
「あれ~?お嬢ちゃん…かわいいねぇ…一緒に遊ばない~?」
「え~?私でいいんですか~?じゃあ私一つ行きたいところがあるの!連れてって!」
どうせ、ナンパされると思ってた。大ビンゴだ。
とりあえず人目のつかないところに誘導しよう。
「お嬢ちゃん、名前は~?」
「私の名前?お兄さんたちは?」
「僕が大翔で、こっちが誠二だよ~」
「そうなんだ!素敵なお名前だね!」
「いやぁ~照れるなぁ…うへへぇ……」
帰ったら速攻風呂入りたい…。
「で、お嬢ちゃん、名前は~?」
「私は……ルシファ…」
「ルシファって…君、外国人?」
「いいえ?正真正銘の日本人よ。さあ、着いた!」
「ルシファちゃん…何もないけど…?」
「アンタらはまんまと私の罠に引っかかった」
「わ、罠ぁ!?」
「盛岡誠二、32歳。政治家。ギャンブルでの借金、連続銀行強盗」
「鈴木大翔、45歳。一般会社員。脱税、不倫、性暴力」
「この内容で合ってるわ?」
「な、何のことだ…?」
「ごちゃごちゃうるせぇよ。合ってるか聞いてるんだよ。答えろ」
「ひ、ひぃ…!!合ってる!合ってるから…誰にも言わないでくれ!!」
「だったらそれなりの裁きを下さないといけないわね」
「盛岡誠二、鈴木大翔。アンタらは万死に値する」
「……おとなしく死んで、罪を償えよ…」
深夜1時、帰宅。
「はぁ…ただいまぁ……」
「天音様、おかえりなさいませ。怪我はありませんか?」
「えぇ、全く問題ないわ。ただ、少し疲れただけよ…」
「それはよかったです。お風呂の準備が出来ています。ごゆっくりどうぞ!」
「ありがとう……」
メイドって、ありがたいな……
お風呂から出たら今日のレポート書かないと。
何の意味があるのかは知らないけど…。
その日、私はレポートを書かないまま深い眠りについてしまった。
翌日、父に怒られるのかと思いきや「無理をさせすぎた」と謝罪を受けた。
衝撃的過ぎて処理落ちしてしまった天音であった。
次回→未定(おい)
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