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なんか回したら出てきたので書きます😁
年齢捏造(学生)
「あ”っっっっづい……」
帰宅途中、横でmtkが嘆く。
「wki、そこの駄菓子屋でアイス買ってこ」
「おう」
実はお金もってないんだけど。
まあ、mtkがアイス食べたいだけだし
俺は買わなくていいか。
駄菓子屋の扉が開き、涼し気な風が身体中を吹き抜けた。
「あ〜涼しい」
アイスアイス〜、と冷凍庫の方に駆け寄るmtkを、追うことなく見つめた。
普段はあまり見せない彼の少年らしい姿に、
思わず胸が鳴る。
「…可愛いとこあるよなぁ」
少し経って彼はひとつ、棒付きのアイスを持ってこちらへ戻ってきた。
「っぱアイスはガ〇ガ〇くんだよね〜
… てか、wki買わないの?」
「あぁうん。お金もってきてないから」
「えっ、奢るよ!ほら、選びに行こ」
「いやいいって」
「えー。つれないの。
1口交換しようと思ったのに。」
「そゆこと。笑
でもいいよ、腹減ってないんだよ」
「あー、今日wki、給食のカレーおかわりしてたもんね」
「そそ。」
他愛のない会話を続けながら、会計を済ます。
「しゃ!アイスゲット
いや〜、やってみたかったんだよね。放課後買い食い。」
「wkiが買わなかったのがアレだけどさ」
「自分買えてるんだからもういいやん」
「ちがーーう!こういうのは、友達とやるのが楽しいの!!」
そう、頬を膨らませながらも袋を開ける。
「おぉーー、なんかもう涼しいや」
初めて見たわけではなかろうに、目をキラキラさせて彼はアイスを見る。これ だけでこんなに幼くなるがとても可愛らしい。
ぱくっと1口、アイスを口に含んだ。
「ひっ!!つめたぁ!!」
ここまでの流れが早すぎて思わず笑ってしまう。その愛らしい姿を見つめていると、mtkはその視線に気づき、
「あ、いる?」
「え、あぁいや……」
「えー、僕だけ食べてるのなんか申し訳ないんだけど。ほんとにいらないの」
そう言いながらも、彼は下から垂れてきた
溶けたアイスを飲む。
その姿が妙に、妙に色っぽくて。
「じゃあ、1口分けて。」
「あ、やっと受け入れた。いいよ」
そう言って彼はアイスを差し出す。
その手には目もくれず、
アイスを離した彼の口に
ちゅ、と、
キスをした。
アイスを含んでいたその口は、
ほんのりとソーダの香りがした。
どうでしょ!!
書いててものすごく楽しかった😘
mtkさんの反応とか、この後の展開?は気が向いたらお話にしようかな〜と。
正直こういうとこで止まる話が一番好きだから多分気は向きません
ありがとうございました!
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