「此処が..過去の世界…」
俺は歴史の帝王のゲームに参加させられ,村の未来を変える為現在に至る
過去の世界は思っていたよりも美しかった..未来とは異なり,見たことの無い動物が居る
そして,直ぐそこには村があり中は賑わっていて人が多い
「取り敢えず情報収集からだな」
そう言い俺は村へ走り出す…あの日の嫌な記憶は一瞬だけ忘れることができた気がした
「止まれ!何者だ」
村の門の前に行くと兵士2人が止めに入ってきた
兵士は重装備を着ていて,皆剣や弓などの武器を持って居る
「村長に話がしたいんだ!後,数十年後にアンデットがこの村を襲撃してくる!」
「速く勢力を潰さないと!中に入れてくれ‼︎」
周りから見れば頭がおかしい行動だが今はどうでも良い..
村の未来がかかって居るのだから周りの評価を気にしては居られないのだ
「お,おい!誰かこいつをなんとかしてくれ」
そうして,門番と揉め合いをして居ると,1人の人物が話しかけてきた
「僕が話を聞こう…門番は下がっていいよ」
「そ,村長!」
兵士達は驚いた様に目を丸くさせていた
「話は僕の家で聞くよ..此処まで来るのは大変だっただろう?お茶を淹れてくるから」
なんと村長さんは優しい対応をしてくれた..まぁもう名前は知ってるんだけど..確か…
「自己紹介をしていなかったね,僕はマイケルこの村の村長でもあり,鍛治師なんだ」
「それで,どうしてあんなに騒いでいたんだい?」
「マイケルさんは未来からの使いを信じますか?」
…
「如何だろうね..余りそんな話は聞かないからねぇ」
「俺は未来から来た異邦人です..そして未来ではこの,リバース村はアンデット勢力によって襲撃され壊滅します」
「俺はその未来を変えるまめに此処に来たんです..だからこの村を拠点としてアンデット勢力を壊滅していきたいんです」
…
…
間が大きく間と感じた時,マイケルさんが言葉を発する
「僕は信じるよ..君が嘘をつく様には思えないし,それは村に関わってくる事なのだろう?放ってはおけないさ」
「君の名前を聞いていなかったね..名前はなんでいうんだい?」
「鈴蘭です」
「鈴蘭か..いい名前を貰ったね」
マイケルさんとの会話は長く続き,気づけば夜になっていた
時間の流れというのはあっという間だと感じることができた…
「今日はもう遅い,僕の家に泊まっていいから明日は装備を整えるために洞窟に行こうか」
「何から何まですみません..感謝したくても仕切れないです…」
「いえいえ,困った時はお互い様..これから仲良くやっていきましょう♪」
そう言いマイケルさんと俺の1日は終わり,会話が夜遅くまで続くことになった
「案外,この世界は悪く無いかもな…」
心の奥でそう思いながらふかふかなベットの上で目を瞑る
ゆっくりと意識が薄れ,そのまま眠りに落ちていくことになった…
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