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???「…………」???「何してるんです?雨花さん?」

???「ん!?いや何でもないよ!」

???「そ、そうですか。」


ここは、冥府。「紫雲雨花」と「不山橙」は、今休憩中だった。そして雨花は何かを書いていて慌ててそれを隠した。


雨花「ここはこうした方が……」

橙「(何してるんでしょう?でも何だか少し……)」


「「楽しそうですね……!!」」


雨花「…………」

橙「(邪魔するのは野暮ですね。ふふっ)」


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???「うちの兄がまた何か隠れて書いてるんですよ!」

???「紅緒さんのお兄様ですか?確かアニメや漫画が好きなんでしたっけ?」


話し合っているのは、橙と「紅緒」である。


紅緒「絶対やらしいものですよ!」

橙「やらしいものとは……?」


すると、紅緒はその「やらしいもの」の手本をスマホでみせた。


橙「……!、なっ////////……!、こんなはしたないもの……」

紅緒「今の反応。うちの兄の前ではみせないことを忠告しときます。絶対興奮するので……」

橙「こ、興奮?言ってはなんですが……その……変態……なんですか?

紅緒「「オタクは全員変態だ!!」ってうちの兄開き直ってましたよ……はぁ……」

橙「でも隠れて書いてるだけマシなn……ん?」


橙は、少し時間を遡って、さっきの雨花の様子をみる。


橙「(もしかして……!!)」


橙は、想像してしまった。

雨花が……あの雨花が……!


橙「話の途中ですみません!ちょっと雨花さんのところ行ってきます!」

紅緒「あ、はい……分かりました……?」


橙は、雨花の元に走った。


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橙「雨花さん!!!!」

雨花「わぁっ!!びっくりした!!」

橙「雨花さんがびっくりした……?やっぱり何かに集中していらっしゃるんですね!何に集中してたんです?」

雨花「な、何だって良いじゃん……!」


この状況はまるで、エロ本を隠し持ってるのがバレて、その攻防戦をしている親子のようだった。


橙「何かいやらしいものを持っているんでしょう?私はあなたの第一補佐官なんです。秩序ある行動を取らせなければ!」

雨花「いや橙ちゃんはわたしのおかんか!!」

橙「別にみせても良いものならみせられますよね?」

雨花「うっ……分かったよ。」


観念して、雨花がみせたものは……


橙「『小雨丸観察日記』?」

雨花「そうだよ。小雨丸への愛がこもったわたしが綴った日記……!きゃあ恥ずかしい……!!」

橙「何だ……とても健全なものじゃないですか……びっくりしました……そうですよね!雨花さんがいやらしいもの持ってるわけないですよね!」

雨花「いやらしいもの……ねぇ……」

橙「どうしたんです?雨花さん」

雨花「ん?何でもな〜い」


橙は、知らなかった。

雨花が『小雨丸観察日記』よりももっと激しい……この小説が全年齢対象じゃなくなる本からこっそりすり替えたことを。


そう……雨花は、

「アレ」を嗜む、腐。そして、なんなら百合の女子なのだ!!

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