⚠️注意⚠️
スラム街生まれのヨイチ ドイツ 愛を知らない 感情が無い カイザーと会う 年齢操作 カイ潔
にゃあ
ヨイチの耳に猫の鳴き声が入った
ヨイチ「…?猫か、」
「ダメだよ、ここに来たら汚い大人達にコロされちゃうぞ」
にゃぁ、?
ヨイチ「早く違うとこ行きな、」
みゃぅ、(スリ
(こんな臭い俺にスリつくなんて、)
ヨイチ「物好きだな、」
うみゃ、(タッタッタッ
猫はお礼をしたように去っていった
ヨイチ「?ボール、?」
猫が転がして遊んでいたのか、白黒で硬めのボールが転がっている
ヨイチ「?これ、」
スラム街の外でよく遊んでいる子供を見かける、フットボール?
ヨイチ「確か、足で(ポンッ」
「!!(ぱあぁ」
ヨイチは楽しかったのか、1人でボールを蹴って、蹴って蹴りまくった、時間を忘れるように、忘れられるように。
ヨイチ「(スヤァ」
???「おい、そこのガキ」
ヨイチ「うぁ、?(パチッ」
???「お前、名前はなんだ」
ヨイチ「?ヨイチ」
???「日本人、いやそれにしてもドイツ語が、」
「まぁいい、俺はミヒャエル・カイザーだ」
ヨイチ「みひゃえる、?」
ミヒャエル「まぁ、それでいい」
「昨日の技、誰から教わった?」
ヨイチ「わざ?」
ミヒャエル「お前が持っているボールだ」
ヨイチ「フットボールのやつか?」
ミヒャエル「そうだ、で、誰から教わった?」
ヨイチ「?誰からも教わってないぞ」
ミヒャエル「な、」
ヨイチ「3日前に、猫がボール持ってきてて、それで蹴ってみたら、楽しくて毎日やってた」
ミヒャエル「3日、か中々いい才能だ。」
「なぁヨイチ」
ヨイチ「?」
ミヒャエル「ヨイチの年齢は?」
ヨイチ「うーん、多分14」
年齢なんて数えていなかったから覚えているはず無もない
ミヒャエル「一応、俺は16だ、俺と世界を目指さないか?」
ヨイチ「世界?」
ミヒャエル「2年後、お前を日本に連れていく」
「それである施設に入ってもらう、もちろん脱落したら一生プロにはなれんがな」
ミヒャエル「それでも来るか?」
ヨイチ「この生活、変えられる?フットボールできる?」
ミヒャエル「もちろん」
ヨイチ「…なら行く」
(このクソみたいな生活から抜け出せるなら、)
ミヒャエル「あぁ、今日からよろしく頼むぞ」
ヨイチ「うん」
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