14話 憂さ晴らしに付き合えよ
俺は呆然と小林を見返した。
……は? なに言ってんだよ。
まっすぐな視線に動揺したが、やがて怒りがこみ上げる。
「彼氏とうまくやってんのに、俺が好きだって? 意味わかんないんだけど」
小林は俺を見つめたままなにも答えない。
言い訳するつもりもないように思え、俺は付き合ってられないとばかりに立ち上がった。
「冗談なら他所でやってよ。あんたのそういうとこ、マジでムカつくんだよ」
吐き捨てるように言い、俺は足早にテーブルを離れた。
路地に出た途端、街の喧噪が耳につく。
車のヘッドライトの光、居酒屋の呼び込みの声、行き交う会社員の笑った顔。
すべてが癇に障り、こんな気分じゃ家に帰っても気が晴れるはずもなかった。
どこかで飲み直そうと辺りを見るが、あいにく今月はホテルばかり使ったせいで金欠だ。
「あー……マジでムカつく」 *******************
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