テラーノベル
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─貴方が俺を選ぶまで 。─
注意喚起
・御本人様とは一切関係ありません
・世界観やBLなどの過度な捏造を含む
・tnzm
閲覧はあくまで自己責任でお願いします。
◇
この世には、人間、天使、悪魔、そして神という四つの勢力が存在する。
人間界の秩序を保ち、創造神の意思を「神のお告げ」として下界に伝える為に、「天使」という存在が生み出された。
天使は神の使徒として人々を導き、時には奇跡を与え、時には災厄から守護する。
ただ、母数が多ければ当然バグも発生するわけで。
増えた天使の中には、心を闇に染めてしまったが故に、神への忠誠を失い、己の意思を優先する 「堕天使」という個体が生まれることもしばしば。
天界に逆らって、組織ではなく個で生きる堕天使は、当然神から見たら邪魔以外の何者でもない。
堕天使は地上へ追放される。翼を奪われ、名前の通り堕とされるのだ。
そして、地獄を住処とする「悪魔」もまた、天使と同様に人間へ干渉する存在だった。
欲望を煽り、 契約を結び、 魂を喰らう。
人間たちは古くからそんな悪魔を恐れ、天使を崇めてきた。
故に地上には数多くの教会が建てられた。
神へ祈りを捧げ、天使の加護を受け、悪魔を遠ざけ、人類が生きながらえる為に。
従って、普通ならば、悪魔が教会に住み着くことなどありえない。
ましてや、修道服を身にまとい、角尻尾を隠し、シスターとして働いているなんて。
そんなもの誰が想像するだろうか。
少なくとも、この 教会を含む村も人間は気づいていないだろう。
すぐ礼拝をサボり、孤児院の子供に世話を焼き、畑仕事を押し付けられては文句を言い。
それでもなんだかんだ面倒を見てしまう、そんな不真面目なシスターが、まさか角を隠した悪魔だなんて。
「シスターゾム、もう朝ごはんできてるよ!」
「ん、ごめんごめん!日記書いたらすぐ行くで」
明るい陽の光がステンドグラス越しにキラキラと部屋を照らす。
素朴な木製の椅子に腰掛け万年筆をしばらく動かしたのち、ゾムと呼ばれた彼はようやく立ち上がった。
寝起きだったのか、背中をぽきぽき音を立てて伸ばしている。
「あー、お腹すいた。ニンゲンの飯食っても満たされへんもん…」
やけにしょんぼりと肩を下ろしたゾム。
そう、先程述べたように、彼はれっきとした悪魔である。
しかしゾムが今身に纏っているのは、悪魔らしい黒い外套でもなければ、禍々しい魔術師の装束でもない。
首元まできっちり閉じられた白い襟、裾 の長い黒いスカート、 肩を覆うヴェール。
聖なる者が袖を通す、清潔な修道服に違いなかった。
「魔法使ってるとはいえ、ニンゲンの見た目ってシンプルやなぁ」
鏡の前でくるりと一回転して見せると、黒いヴェールが悪魔の羽のようにひらりと舞う。
鏡の中に映るのは、どう見ても若いシスターだった。
悪魔の象徴である角と尻尾と漆黒の羽は魔術で隠している。
瞳の色も人間と変わらないよう偽装済み。
最初は面倒だったが、数十年も続ければ慣れるものだ。
「ま、こんなとこに悪魔がおるなんて誰も思わんしな」
そう呟きながら部屋を出る。
廊下にはすでに焼きたてのパンと温かいスープの混じった朝食の匂いが漂っていた。
どれも悪魔の腹を満たすものではない。
だが、人間たちと同じ食卓を囲む時間は嫌いではなかった。
何より味は嫌いじゃない。グルメなゾムにとっては、シンプルな自然の味が好きだった。
みしみしと悲鳴をあげる 階段を降りる途中、壁に掛けられた古い聖画が目に入る。
翼を広げた天使が人々を導く姿。
村人たちが敬虔な眼差しを向けるその絵を見て、ゾムは小さく鼻を鳴らした。
「天使ねぇ」
今はこんなにも平和だけれど、昔は嫌というほど見た。
戦場で。 処刑場で。 空の上で。
そして────
何度も、 何度も、 何度も。
そこまで考えたところで、ゾムは思考を打ち切った。
過去を思い出しすぎるのは良くない。過ぎ去ったことだ、気にしたってこの先が変わるわけでも良いことがあるわけでもない。
どうせなら未来のことを考えよう。
ひとまず目の前の美味しそうな朝食を頂くとするか。
成長期なのか食欲旺盛で既に食事を終えた子供達が辺りを駆け出す。
いつも通りの会話、いつも通りの風景、いつも通りの日常。
人間たちと暮らしながら、時折魔界へ戻る。面倒事はあるが悪くない生活だった。
少なくとも、 今日までは。
不意に、背筋を冷たいものが走った。
「………?」
思わず、窓の向こうの青く遥か彼方へ広がる広大な空を見上げた。もちろん何もない。
だからゾムも気のせいだと思った。
思ったのだが。何故か無性に嫌な予感がした。
悪寒だとか、悪い予感なんていう野生の勘ではなくて。もっと生物的なところの根本が声をあげている。
嫌な汗が首筋を伝う。
「……まさか、な」
その呟きは、まるで何度も繰り返した悪夢を前にした人間のようだった。
◇
久しぶりに連載します…💖
昔何度か連載書いても長続きしなくてすぐ消しちゃってたので、
これは最後まで書き切りたいところ👉🏻👈🏻
ミナツドコラボの約ネバの動画が好きで、ずーっと前からシスターのzmさん書きたいと思ってたので…
えろいですよね。いやえろいでしょあの顔と性格で修道服着てるんだよ、えろ以外の何者でもない
ちなみに今回はえちち要素はあまり無いです、しかし関係性はえろい😽✨
なんならこの二次創作の二次創作をしてくれてもいいんですヨ。
ということで、プロローグ読んで下さりありがとうございます!
前回たくさんいいねとコメント頂けて、私、ダイビングキス
まじガチありがとうございます😭💋💋
これからも待ってますよ〰️😘🫵🏻
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コメント
7件

zmシス可愛いよね絶対 …多分tnさん天使だろうな
すきですだいすき こういうのを待っていました、描きたいです いや、マジでzmターえろい、分かる…… 続きが待ち遠しい‼️‼️

好きぃ〜〜〜……!!! 好きです……次のお話が楽しみです……!!