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その日は朝からなんかだるいなって思ってた。けど熱もないし喉はちょっと痛いけど飴舐めときゃ治るくらいだったからその異変を無視した。
けど今少しその判断を悔やんでる。
(くそっ、頭痛くなってきた…)
今はダンスレッスン中。最近ありがたいことに忙しくなってきて皆で集まれるレッスンは1ヵ月ぶりだった。みんな嬉しそうにしてたし、太智も昨日から楽しみだってずっと言ってた。
(俺の都合だけでこの流れを止めたくない…)
身体はまだ動く。念のため薬をもってきててよかった。後1時間くらいでレッスンは終わるしそこまでは何とか持つだろう。
俺はこっそり薬を飲んで再びダンスレッスンに戻った。
「っはー!終わったー!」
「みんなお疲れー!今日は久しぶりにみんな集まれたから講師も気合入ってたよな」
「あっ、やっぱり!?俺もいつもよりきついなって思ってたんよ」
皆が楽しそうに何か話してる。けど俺の頭はガンガンと警鐘を鳴らしていてなんだか息もしずらくなってきた。
「はぁ…はあ…」
「仁人…?」
「…はぁっ、うっ、ゴホッゴホッ……カヒュ……!」
「仁人!?どうしたの仁人!!」
最後に聞いたのは焦ったような太智の声だった。