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😡😡💢自分があべべの代わりにぶん○○○たい‼️ボコボコにしてやりたいˆᓀ⌯ᓂˆ👊🏻💥
ジェネの小森くんは好きだけどこいつはまじでクソ(言葉遣い)
💚side
💚「本当に申し訳ありませんでした」
付き添いのマネージャーには、病室の外で待っていてもらって、俺は例のスタッフに頭を下げた。男の名は小森、と言った。30代半ばの小太りの男で、お世辞にも翔太に釣り合うとは思えないような容姿をしていた。
歯噛みしながら、それでも頭を下げなければならない。小森は、歯並びの悪い歯を覗かせながら、歪んだ笑顔を浮かべた。
「阿部さんよぉ、渡辺くんとどういう関係?」
💚「…同じグループのメンバーです」
「それだけで、ここまですんのかよ?」
💚「申し訳ありません」
「仲良いグループだとは聞いてたけど、羨ましいねえ」
ねっとりと絡みつくような嫌な話し方をする。俺は不快を顔に出さないように注意して対峙した。だめだ、感情的になるな。
「渡辺くん、キレイだよね」
💚「…………」
「あいつ、絶対スキモノだよね。どうせ、色んな男とヤッてるんだろ」
💚「!!!」
拳が震える。
でもここで、手を出したらもう本当に終わりだ。俺は必死で耐えた。
「メンバーでマワしたりしてないの?俺も今度仲間に入れてよ」
💚「てめえ、この野郎!!!」
俺がベッドに馬乗りになるのと、マネージャーが病室に飛び込んで来たのと、ほぼ同時だった。
「阿部くんっ!!!」
マネージャーが力いっぱい俺の腰を引いてくれたおかげで、俺はなんとか手を出さずに済んだ。
しかし、小森はつまらなさそうに言った。
「治療代とそれなりの慰謝料。あと、職場に復帰させてもらうことが和解の最低条件です。阿部さん、俺に誠意を見せてください」
俺は、ベッドから降りて、もう一度頭を下げた。
こいつはあんなことまでしといて、現場に戻りたがってる…?腹わたが煮えくり返る思いがしたが、俺には何も言い返すことができなかった。
あんたに殴られた頭が痛む、と言ってナースコールを押すと、小森はこれ以上こちらを見ず、布団を被って寝てしまった。