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雅、大蛇との式神契約が終わり、体力と霊力をバッチリ持っていかれた暁は、寝る時の服装に着替え、床につくと直ぐに眠りについた、兄弟、両親も既に就寝済だ、そして翌日
ー2056年 五月六日 加入試験当日ー
暁:「あー、試験日だぁ」
瑠征:「体は大丈夫?暁姉さん」
翠恋:「フラッとなってたからね~」
暁:「ごめんね、心配させて」
黒月、賀樂も心配だったと声を掛けたそうだが、プライドなのか何なのか話しかけて来ない
光来:「今日が試験当日なのよ?もっとシャキッとなさい」
縁:「そこまで緊張する必要はない、僕に勝った時を思い出してやれば良いよ」
雅:「お嬢様、私も応援しております」
大蛇:「俺もッスよ」
応援をここまでされると嬉しいものだ、両親に雅に大蛇、四人からの声をしっかりと覚え、いざ、加入試験へ!
ー〘陰陽連合 本部〙加入希望者 集いの場ー
黒月:「加入希望めっちゃ居るじゃねーか」
賀樂:「おー、こんな居るんだ、何人振り落とされるやら」
連合への加入希望者は総勢1730名、何と多いやら、そして賀樂の言った通りここから何人振り落とされるか分かったものじゃない、高校の試験などとは比べ物にならぬ規模、勿論審査員は誰だとか分かっちゃいない
希望人数の多さに驚きつつ試験の受付を済ませる
暁:「人酔いしそう・・・」
賀樂:「流石に多すぎでしょ(‐д`‐ll)」
翔:「・・・お前、時間通りだな」
そこに話しかけてきたのは兄弟五人の連合加入のキッカケとも言える翔だった
翔:「人が多いのはめんどくせえよな・・・」
暁:「翔さん、ご無沙汰です」
翠恋:「この人が”翔さん”?」
賀樂:「どーも、暁の兄ですわ」
翔:「弟二人だけじゃねぇのは本当だったか・・・」
翔は翠恋、賀樂とは初対面なので暁、黒月、瑠征以上に知らないのだ
翔:「まあ俺が翔だ・・・ヨロシク」
黒月:「毎回こんな希望者来るもんなのか?」
翔:「いや・・・今回見てぇに来る様なもんじゃねぇよ・・・そろそろ招集掛かるぞ、自分から推薦取り消したんだ・・・頑張れよ」
暁:「ええ、勿論」
アナウンス:「加入希望の皆様試験ルームへお集まりください、繰り返します」
翠恋:「行きましょっか~」
賀樂:「試験ねえ、大学の受験以来だわ」
黒月:「やってやんよ」
瑠征:「頑張りましょう!」
長男長女の二人も弟二人も気合いはバッチリの様だ、希望者がゾロゾロとアナウンスに指示された場所まで向かう、そして向かった場所は・・・
自宅の巨大地下戦闘訓練空間以上に巨大な空間だった
暁:「こんな空間ポンポンある?普通に考えて」
翠恋:「普通は無いね~」
秋夜:「さてと、加入希望者は全員集まったな?これより、連合加入試験を開始する!」
ーTo Be Continuedー