注意書___。
・初心者の為、内容があやふやな所が御座います。
・全てフィクションです。
・誤字脱字がある場合が御座いますので御了承下さい。
・前編後編と別れます。
↓其れでも良い方はどうぞ。
妻が父を殺した。
私が家に帰った時には、もう既に父は息が途絶えていた。
父子家庭で私の血の繋がりは父しか居なく、私が社会人になる迄面倒を見てくれていた。
その為、父を無くした喪失感はそう簡単には消えなかった。
ふと妻の凛を見ると、血だらけで片手には拳銃を握って私の方を見ていた。
多分あの血は父の血だろう。
父と凛の関係は其処まで悪くはなかった。
何か理由があったのだろうか?
「大丈夫、貴方も直ぐに送ってあげるわ」
そう言った凛は私に銃口を向けた。
(真坂凛に殺される日が来る何て…。)
少々呆然としていた。
凛は私を殺す最後の最期まで、私の事を睨む様な…悲しそうな…そんな表情をしていた。
嗚呼、
「凛、此の世で一番綺麗だよ___…」
私があの時、最後に見た彼女は月夜に照らされ呆れる程に綺麗だった。
コメント
2件
良…え、良いですねほんと……まだ全然ここからどうなるかわからないですが、とにかく月光に照らされる愛しい人は夢幻かと見紛うほど美しいだろうなと…ほんと、零さんの書くものは美しくて好きです!!!