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忘れられゆく悲しみに

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忘れられゆく悲しみに

1 - 悲痛な思い

♥

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2022年09月07日

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ねぇ、あなたは忘れてしまったかもしれないけど私は覚え続けるよ…

多分、君は忘れてると思うから、初めて会った時のこととか話していこうか。

初めての君の印象は最悪だったんだよ?w

だってさ〜

はじめましてで、いきなり下の名前で呼んできたんだものびっくりしちゃったよ。

でも、今思えば、そんな時も楽しかったんだなって感じるんだ。

だって、今は君だって忘れてるから。

君が僕の初めての友達だったんだよ?

中学校までは、ずっと一人ぼっちで昼休みとかもずっと図書室に篭って本とか読んでたんだ。

高校に入っても図書室で本を読んで過ごそうってそんな風に思ってた。

たけど、入学式の時君から声を掛けてきてくれた。

そこから少しずつだけど、話すようになった。

それに、君がいたから部活にも興味が沸いたんだよ?

それにね?良く考えたりするんだ。

もし、君が入学式の時に声をかけてきてくれなかったら、君がもしこの世界に生まれてなかったら。

そしたら、いつも同じ、楽しさも、今のようなコミュニケーション能力だって、友達と呼べる人達だって無かったんだって。

そう思うんだ。

だからね、私は君に感謝をしてるんだ。

いまの私がこうして立っているのも。

全て君がこの世界に産まれて、あの時に話しかけてきてくれたから、そんな全ての偶然が集まって今の私が居るんだ。

だから、ありがとう。

こうして、産まれてきてくれて。

ありがとう。

あの時話しかけて来てくれたから、たくさんの思い出が出来た。

高校生活を満喫することが出来た。

だけど、世界は、僕をどうやら、許したくは無いらしい。

記憶には無いだろうけど。

最後に、ありがとう、そして、さようなら。

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