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m.何この鍵。
俺が手に持っていたのは錆がこびり付いた鍵。こんなんじゃ開くドアも開きやしない。
m.あ、そうだ。酢。
そこで俺は滉斗から貰った酢の事を思い出した。その酢を使い、鍵の錆を落とす。
ドアがガチャと開き、そこで待っていたのは
m.青い、化け物…。
俺を見るなり、青い化け物は近ずいて追いかけてくる。そこらじゅうにいる青い化け物の正体は何も分からないが、こいつが危険なヤツってのは大体わかる。
〜3階〜
探索を進めながら玄関の鍵を探す。ある部屋に入ると、生活感の溢れる物がよく散らばっていた。
m.誰か住んでんのか?…
怪しい男.おい。何してんだそこで。
m.あ、えっと、友達と鍵を探していまして、僕と同い歳くらいの人見ませんでしたか?
怪しい男.うるせぇ、早く立ち去れ。ここは異常なんだ…
そう言い男は立ち去って行った。
m.なんだよ、感じ悪いなぁ…
m.はぁ、やっと4階だよ。玄関の鍵あってくれよぉ。
そう呟き、エレベーターを降りる。するとガチャリと鍵が閉まる音が背後で聞こえる。なんかの仕掛けで閉じ込められたようだった。
m.またかよ。…
仕方ないので鍵を探しながら探索をすることにした。
?.誰か、このドア開けて!
m.え?人?
確かに声が聞こえた。可愛らしい声。
俺はその声がする方へと歩いた。そして、その子が居るであろうドアを開けてあげた。
?.ありがとう、内側から全然開かなくて、、助かった
m.どういたしまして…ところで君は?
?.あ、僕は藤澤涼架。急にここに閉じ込められてたんだ。てか、君、
r.綾華のとこの制服じゃない?
m.え、うん。そうだけど…綾華のこと知ってるの?
r.うん。一応ね
一応?どういう意味だろう。
m.一応?
r.ふふ、あ、ここ閉じ込められたんでしょ?一緒にここから出よ?
m.あ、うん。
藤澤涼架。不思議な子だな。まぁ、ここから出ようとしてるみたいだし、目的は同じてなわけで一緒に行動することになった。