えと、その、ハイキューの兎赤にしたかったけど、当分出来なさそうです。あと、初めて書いた作品なので、下手注意です。それと、捏造設定などがあります。本当に下手です。
春高が終わって結構たった頃の話です
—ピーピー—
終了を告げるホイッスルが鳴った
俺達は高校2年生の春高で先輩達といれる最後の戦いに負けた………
—–ピピピピ⏰—–
ああ、またこの夢だ。
この夢を見た日の朝は決まって曇りだ。今日も曇りだ。
俺は赤葦京治。17歳。
俺はこの先輩達の高校最後の戦いに負けた。
俺のせいだ。何故、あの時ちゃんとあげられなかったのだろう。あの時以外にもチャンスはあった筈なのに決められなかったのだろう。
頭の中をぐるぐる周り続ける後悔。そのことを考えるたびに頭痛がする。
でも、これがあの時の全力を出した結果なのだ。全力を出しても負けてしまった。それが自分の限界なのだ。
先輩達に合わせる顔がない。
今更後悔しても遅いのに。
ああ、、、学校に行きたくないな……
赤葦母「京治?起きた〜?朝ごはん出来てるわよ〜?」
赤葦「は〜い。今行く。」
とりあえず今は朝ごはんが先だ。
赤葦「え!オニギリ⁉️」
赤葦母「そ〜よ?京治、おにぎり好きでしょう?今日は時間があったし、作ってみたの」
やった。今日は良い日かも知れない。
朝の頭痛も治ってきたような気すらする。
赤葦「うん。好きだよ。ありがとう。いただきます。」
ん〜やっぱり美味しい。
—食べ終わった—
赤葦「ご馳走様でした。」
赤葦母「あら。もう時間だわ。先、行ってるわね〜。 」
赤葦「は〜い。」
今日は先輩達にあまり会いたくないな……
たまたま今日の朝練なくなったし 、朝会うことも無いし。
………いつもより早めに行って先輩達に会わないようにするか……
—玄関—
赤葦「行ってきます。」
誰もいない空虚な家にあいさつをして家を出る。
タタタタ……
先輩達と鉢合わせる前になるべく早く行こう
??「(後ろから声)あ!あかーし!!」
赤葦「あ……木兎さん。おはようございます」
なんでなんでなんでなんで。貴方を見ると思い出してしまう。努力してきたものが崩れ落ちていく感覚を。その時の貴方の顔を。心臓が誰かに掴まれたように痛みが走る。ドクン、ドクンと鼓動の音が大きくなっていく。自分がやってしまった罪の重さに耐えきれなくなっていく。やめて。やめて。会いたくないのに。あの大会のこと、会うと鮮明に思い出してしまう。……どうしてどうして。木兎さんは早起きが苦手だし、会うことはないと思っていたのに。
どうしようどうしようどうしようどうしよう
どうしようどうしようどうしようどうしよう
赤葦「い、いつもよりも朝早いですね。今日は朝練ないのに、どうしたんですか?」
木兎「ん?なんか今日朝練あると思って早起きしちゃってさ。だからいつもの時間まで暇潰してようかなって思ったんだけど、なんか、その、……飽きちゃって…… 」
……じゃあ本当にたまたま会ってしまったということか。
前言撤回。今日はとても悪い日だ。
木兎「赤葦こそ、なんでこんな早いんだ?」
え。聞かれると思ってなかった。なんか適当な理由を……
赤葦「俺も木兎さんと同じ理由です。」
嘘がバレたらどうしよう。会いたくなかったなんて言ったらきっと怒るだろう。もしかしたら嘘をつく上に、そんなこと言うやつと知って 縁を切られるかも知れない。嫌だ。まだ会いたい。でも、今まで俺がやってしまったことは消えない。負けたということはどうあがいても消えない事実なのだ。呼吸が浅くなる。バレませんように。バレませんように。お願いします。神さま。今回は。今回こそは。ここでバレてしまったら今度こそ二度と先輩達と会えなくなる。それだけはッ……それだけはッ……今更なにも残ってないんですッ…お願いッッッ
木兎「へー、そーなんだ。じゃあ俺達たまたま同じ理由で同じ時間に会ったのか!運命だな!」
……ホッ。良かった。バレなかった。
(赤葦が路上に設置されている時計を見る)
赤葦「………⁉️ヤバいです!木兎さん!そろそろ急がないと遅刻です!!!走りますよ!!」
木兎「え⁉️マジ?……本当じゃん。急げ!!」
—校門に着く—
赤葦&木兎「ゼェ、ゼェ、ゼェ、、………」
先生「おーい、そこ2人〜。早く教室入れ〜」
赤葦「は、はい!すみません!」
木兎「じゃーね!あかーし!また部活で!」
赤葦「はい。また部活で会いましょう。」
……はぁ。正直言って離れられて良かった。これ以上一緒に居たら心がどうにかなりそうだった。
—1時間目—
勉強は楽だな。答えがあって。それに、集中していれば辛いことも忘れられる。
—2時間目—
—2時間目休み—
なにもないと思い出してしまう。辛い辛い辛い、やめて。思い出したくない。
(赤葦の心の中にいる、赤葦の黒い感情。主に心の中で赤葦を責めたりする。(心の中なので他の人にはこの声は聞こえていません。)これからは黒赤葦と呼ぶ)
黒赤葦「思い出したくないなんて、そんな甘いこと言うなよ?赤葦くぅん?お前がやったんだろ?何度もチャンスはあっただろ?そのチャンスを逃したのは誰だ?お前だよ。お前自身だ。だろ?今、俺あの負けたときの先輩達の顔を覚えているか?どんな顔だった?絶望していたよな?それなのに実際ボールを打ったのは自分のせいじゃないので逃げますってか?図々しいにも程があるだろ。やめて?自分がやったのに?本当にお前はセッター失格だよ。こんな赤葦を知ったらお前が大事にしている先輩はどんな反応をするんだろうなぁ?”あ・か・あ・し”?」
赤葦「ッッッ!!」
—キーンコーンカーンコーン(3時間目)—
モブ「起立、礼、着席 」
ああ、黒赤葦が言ったことは何も間違えていない。俺自身が欠陥品なんだ。
—4時間目—
—5時間目—
先生「5時間目だが、国語の授業だったよな?なんだが、国語の担当の先生が倒れてしまってだな。急遽体育をすることになった。」
クラスの人達「ザワザワ……ザワザワ」
先生「はいはい。騒がない騒がない。種目はバレーボールで体育館だ。用意してくれ。よろしくな。」
急遽体育⁉️……それもよりによってバレーボール⁉️……ッッどうしよう……
(チーム決まった)
モブB「赤葦!良かったじゃん!赤葦の得意分野じゃねーか!俺、バレー部の赤葦と同じチームになれて良かった!」
赤葦「………うん。そうだね。」
—体育館—
赤葦「はい!モブBくん!」(ボールをモブBにあげる)
あっ……(大会のことがフラッシュバックする )
(手が滑る)
ピピー!
モブ(審判)「試合終了〜!」
モブB「別に誰にでもミスはあるし大丈夫だよ!次の体育、頑張ろうな!」
赤葦「ごめん。ありがとう」
モブB「謝んなよ!」
ああ、また負けてしまった。アレは完全に俺のミスだ。期待してくれてたのに。言い訳なんて出来ない。どうして俺はなにも出来ないのだろう。
—6時間目—
次は部活だ。会いたくない。会いたくない。会いたくない。でも、あと少しで先輩達は卒業してしまう。会いたいけれど、会いたくない。矛盾しているが、それが俺の気持ちだ。
一旦切ります
コメント
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めちゃくちゃ言うのが遅いんですが、本当に落書き程度のものなんで物凄く下手です。本当にすいません。
めっちゃおもしろかったです! 続きが気になります!!