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僕は県で1番の高校を1位で卒業し、地方で最も優秀な医学部に入学し、卒業しました。
家は医療家系で、父も祖父も医師でした。
高校で僕の1番得意な科目は数学でした。
美しい公式や証明に魅せられ、毎回1位を取るような学生でした。
そして僕は音楽が好きでした。軽音部に所属し、ギターを一生懸命弾いてました。
ところで、皆さんは、音楽は好きですか?
僕は色々なジャンルの音楽をずっと聴いていました。パンクからロック、ブルースからジャズ、ファンクからメタル、最近のJ POPからテクノ、フォークソング、フュージョン、プログレ、クラシックまで色々なジャンルの音楽を隈なく聴き、Led ZeppelinのJimmy Pageに憧れていました。
数学者か音楽家になるのが夢でした。
医学部に入学した明確な理由はないです。田舎の方だったので、自分が井の中の蛙だと思っていました。「都会には俺より凄い人が沢山いるから、慣れっこないし、医療家系だから医師になろう。研究者の道もある。脳科学とか面白そう。」等と思っていました。
そして大学入学後、医学は何も面白くありませんでした。ただの暗記な上に、魅力的な先生が皆無でした。「この先生に生涯付いていきたい!」と思えるような出会いがありませんでした。
進級やテストは乗り越える程度に勉強して、ギターを大事に弾いていこうと僕は思っていました。
高校の同級生に、馬が合う友達のM君がいました。彼も音楽が好きで、ギターは人一倍上手く文学的な才能もある人でした。
このM君からの最後の教えと、後の医学部K教授との出会いの2つが、僕の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
今日の話はここまでにします。