テラーノベル
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ソーラン節が妙に歌えるの辞めたい
「今日は一緒にゆっくりしよう」
柔太朗が言ってきた。ゆっくり…ゆっくり…?ゆっくりってなんだろう…。
「つまりは、のろのろ動こうってこと?」
「違う違う、のんびりしようってこと」
どうやら一緒にごろごろしたりしたいらしい。それくらいならお安い御用だ。
「わかった!一緒にごろごろする!」
そう言って俺はベッドの上で転がった。それを見た柔太朗が吹き出した。何がおかしかった。
「そういう意味じゃないんだけども、まあいっか。」
どういう意味なんだろう。人間の言葉は難しい。
ごろごろが何なのかは結局わからなかったが、二人で部屋で一緒に昼寝したりしたのは楽しかった。なんだかんだでもう夜だ。お風呂に入るのももう慣れた。あったかいって気持ちいい。
「あ〜、最高や…永遠に入ってられる。」
「のぼせるよ?」
汗がだくだくと溢れてくる。額を真っ赤に濡らしている。するすると心の中のくだらないことが流れていく。
部屋に戻って、もう一度ベッドに乗せてもらう。じたばたと尾びれを動かしてみる。ごろころとは少し違う。なんなんやろうなぁ。わからんなぁ。
「柔太朗ー、なんか人間特有のことってないの?」
「え?えー…。…舜太にはまだ早いかな。うん。」
こちとら百歳だってのに、早いってなんなん。尚更気になる。
コメント
1件
ああ、第13話、めちゃくちゃ好きでした……! 舜太くんの「のろのろ動こうってこと?」って返し、なんでそんなに可愛いんですか。 ごろごろの意味がわからずベッドで転がるところ、思わず声出して笑いました(笑) 最後の「こちとら百歳だってのに」も、年齢差ネタがじわじわ来ますね。 柔太朗の「舜太にはまだ早い」が何を隠してるのか、すごく気になります……。 優しい空気感がたまらない回でした。続きも楽しみに読ませていただきますね🤍
びび
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