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びび
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えっと…メイド服で始まって、欠けた月を見上げるシーン。すごく静かで、でも心の中はぐるぐるしてる感じが伝わってきました。 「核心に触れられていない」とか「うわべだけ」って言葉に、主人公のもどかしさがにじみ出てて。それでいて「ダメでもまた次の新月がある」って前を向くところに胸が熱くなりました。 柔太朗との関係がどう変わっていくのか、すごく気になります。不思議な温かさと切なさが同居した、素敵な回でした。
公式がメイド服を供給してくれる界隈はここですか
夜空をふと見上げると、少しだけ欠けた月が見えた。満月に気づかなかったからだ。水平線の近くに目をやると、黄色い月が反射している。
幻想的で、綺麗と咄嗟に思ってみたが、少し寂しくなった。どこかに置いてきた気持ちをほじくりかえされているみたい。
あまり綺麗な言葉を選べない。澄み渡った気持ちじゃないから。心のもやもやをそのまんま吐き出せない。
ここ数日、一緒に柔太朗と暮らしてみて、思ったこと、知ったことが沢山ある。でもまだ、お互いの核心に触れられていない。うわべだけに感じるんだ。
もっと、心の底から理解しあって、体を媒介にして、ふれあいたいんだ。
それを、教えてよ。その方法を。
ぐるぐると、ベッドに転がりながら迷っていることがある。人間になれるかもしれない、という希望を捨てきれない。
人間になる方法は定かではない。だからといって諦めるような器じゃない。
例えそれが真偽を確かめられない噂なら、自分で確かめてしまえばいいんだ。そもそも愛し合っているのか?愛し合っているの基準はどこなのか?わからないことだらけだ。
それでもやってみればいい。ダメでもまた次の新月がある。それで、なんどもなんども繰り返せば、いつか人間になれる。そう信じよう。
心の中でそう誓った。隣で寝ている柔太朗を起こさないように気をつけたつもりだった。案の定次の朝まで目が覚めることはなかった。