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⚠︎注意⚠︎
・スコ英( 蘇大英 )
・微モブ英
・大英帝国時代
・R
・媚薬ネタ
・大英可哀想感有
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「ん、ふ…ぁ、んく…っぅ」
舌で口内をなぞる度、弟であるイングランドが甘い声を上げる。いや、今は大英帝国と言った方がいいか。俺はどちらだって構いはしないが。
どうして腐れ弟とキスをしてるのか、きっかけというか、先にしかけてきたのはイングランドだ。
10分から15分程前の事。何時もの様にティータイムを迎えようとしていた時、玄関が開く音で動く手を止めた。北アイルランドとウェールズは仕事の都合で暫くの間外出していて、宅配物も何も頼んだ覚えのなかった俺は、奇襲かとも思いながら少し身構えた。
だがリビングに現れたのは奇襲人でもなんでもない、大英帝国と名乗りを上げ始めた頃から、全くと言っていいほどシェアハウスに近付かなくなったイングランドだった。服の袖を震える手で摘みながら、食に飢えた獣の様に息を荒らげていて、明らかに様子がおかしい事が見て取れた。
面倒事は御免だと追い返そうとするよりも先に、イングランドが俺の胸元を掴んで、荒らげた息を吐く唇を押し付けてきた。
「んぅ…ぁ、ふぅ…ん、んく、」
(こいつ…舌なんて入れてきやがって…!)
弟と交じわいたいなんて気色の悪い感情を抱いている訳じゃない。ただ、この腐れ弟に押されてる、主導権を握られているという事実に腹が立って、やり返したい気持ちが膨れ上がった。
兄弟の中でもくせっ毛で、少しくすんだ金髪の頭を抑え付ければ、イングランドは易々と主導権を手放し、俺の舌を受け入れた。
1分ほど弟の口内を探って口を離すと、別れ惜しそうに銀色の糸がプツンと切れた。
「おい、イキナリどういうつもりだ」
「…ぃて、…」
「あ?」
まくし立てる様に質問すれば、イングランドはゆるゆると答えた。
「抱いて…滅茶苦茶にしていいから、俺を抱いて、兄上…」
思わず面食らってしまった。大英帝国から、そんな常時の誘いを、それもポトム側で受けるなんて思いもしていなかった。
大英帝国になってからというもの、イングランドはずっと生意気で腹の立つ奴だった。人の言葉に耳を貸すことは無いし、人を見下す目をして、まさに俺様という態度。それが世界の覇者としての威厳を示す為や、国民が望むからという思いで演じているのは分かっていたが、それでも鼻につくやつだった。
そんなプライドの高いブリタニアが、こんな誘いをしてくるなんて、体も暑いし、何かしらを盛られたか。
弟を犯す趣味なんてない。ただ、生意気な子供に、大人の怖さを知らしめるにはいい機会だと思った。誘ったのも、滅茶苦茶にしていいと言ったのもイングランドだ。
合意の上。何の罪にも問われまい―――
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イングランドの素肌をまじまじと見たのは何時ぶりだろう。少なくとも、最後見た時には、こんな目に余るような傷跡は存在していなかった事だけが確かだった。
痛々しい程付けられた傷を舐めれば、当然血の味がした。
「ぃ”…ぅ、あっ、ん」
痛いのか気持ちいいのか、イングランドはどちらの意図で発せられているか分からない声を上げる。
でも、多分きっとどちらの感情も入り交じった声だ。
傷を舐められるのは痛い。でも、本来男は使う事の無い後孔を、指でいじられるのは気持ちがいい。その感情が混じりに混じった声だ。
「…随分柔らかいな」
本来使う事も使われる事も無い男の後孔は、指一本で十分キツキツになる筈なのに、弟の後孔はゆるゆるで、易々と二本の指を食らった。
明らかに使い慣らされている感触に、不快感が生じた。
「何だ、ポトム側が好きだったのか?それともお前はこっちで抜くのが好きなのか?」
「ちがっ…ぁ、あ”ッ!ひ、ゃあ”…すきじゃなぃ”ッ、んぅ”っ…!」
「違う?こんなゆるゆるなのにか?」
好き勝手に指を上下左右に動かしているうちに、弟の後孔は指三本をするりと受け入れる様になっていた。
口では必死に否定をしても、体はこれでもかというほど素直だ。
後孔は指の付け根までしっかりと咥えこんでいる。
「ほんとに、ちがぁ”ッあ、ん”ん”ん”ッ、!」
「じゃぁなんでこんなゆるゆるなんだよ」
「ひ、ぅ”…き、ぞくのやつらがッ、むりやり、ぁ、ん…やってくるんだよッ…んっ…」
その事実に、心が雲を張った気がした。好きでも、なんでも無い筈の弟が、胸糞の悪い貴族達に強姦されてると聞かされて、何故か苛立っている自分に驚いた。
何時からだろうと考えても、大体は予想が着いた。きっと大映時代が始まったまもなく辺りだろう。
その頃からこいつは何もかも変わったのだから。
「ひ、ん…ん、ぁ…っひッ!?ぁ、ぐ…あ、ぁっ、…んんんッ…!はっ…ぁ、な、で…いきなりぃっ…ひぐ、ぅ…」
「お前が言ったんだろ?滅茶苦茶にしていい、抱いてくれって、文句言われる筋合いなんてねぇよ」
何故かイラつく自分を抑える為に、イングランドの中を慣らしていた指をズルりと抜いて、自分の性器を押し入れた。
自分から誘ったくせに、入れた瞬間ギャァギャァと喚き散らす弟を、珍しく鬱陶しいと思わなかった。
目尻に涙を溜めるイングランドを見て、酷く高揚する自分がいた。
こんなに泣いているイングランドを見るのは久しぶりだ。大英帝国になってから、こいつが泣いているところは見ていなかった。それどころか、何時見たって慣れない仏頂面をして、何も気にしていない顔をしている。
愉快だ。例え毒に犯されているとしても、そんな 大英帝国を泣かせられる、この状況が、堪らなく楽しい。
「大英帝国様ってのは、とんだ尻軽なこったな」
「ぅあっ、あっー〜!…ぅるさ、ひッ!ぁ”、んん”っ!!」
どんどんと泣かせたいという欲が積もっていく。
今だけは、兄弟という枠組みがあって良かったと思う。その枠組みが存在しなければ、俺はきっともっとこいつを壊したいと思っていた。
腐っても弟で、義理だろうとなんであろうと血縁者。近親相姦の趣味もない。至ってノーマルな性欲に性癖。その全てが、壊れかけてしまいそうだったのを、” 兄弟 “という現実が防いでくれた。
でも、それもきっと長くは持ちやしない。
押し寄せる高揚の波は止まるどころか勢いを増す。
可哀想な大英帝国。もっと俺の下で泣いてくれ―――
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