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[……]
本当に真っ白な空間だな…。
私は壁に沿って歩いているが、この空間の隅が全く見えない。どれだけ広いのだろうか。
空間の端どころか、だんだん体力の限界が見えてきた。
少し…休みたいな…。
私は壁に寄りかかって、座り込んだ。
[…]
冷たいな…。床も壁も白いタイルだから、ひんやりしている。そしてこの空間も少し…肌寒い気がする。
耳が冷える…。
…耳…?
今、私が帽子を被っている事に気づいた。
試しに帽子を脱ぐと、何かモフッとしたものがあった。
これは…何だろうか……?
持っていた鈴に映る自分の顔を見ると、猫の耳が頭に生えていた。
、…ふと、尻尾もあることに気づいた。
これじゃ、猫じゃないか。
………、これはこれで暖かいからいいか。
[ふぅ…]
私は帽子を被り直しもう一度立ち探索を開始した。
しばらくすると、扉を見つけた。木の扉だ。すごく古い。
回りは真っ白で最近できた様な空間なのに、この扉は、何年間もここにあったかの様なものだった…。
[……]
この扉は開けて良いものなのだろうか……?
……。
試しに開けて見ようと思ったが、ドアノブを握った瞬間、ドアノブが取れてしまった。
…。
どれだけ…古かったのだろうか…。
他にも探して来よう。