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あの日からもう5年は経つ。
初めは颯斗に恋愛感情などなかった。
それでも今は何よりも大切でずっと一緒に居たいと思える。
颯斗といれて幸せだ。
過去のことを考えながら帰路についていると
見知らぬ番号からの着信があった。
いつもなら出ないそれを何かを感じとったのかおれは出てしまった。
「もしもし」
「なおや?」
「え、あ、はい」
「良かった、番号変わってなくて」
優しくて落ち着く声。
おれはこの声を知っている。
とても懐かしい声。
もう二度と聞くことは無いと思っていた声。
「こ、うき?」
「うん、久しぶり」
全身から力が抜ける。
立っているのがやっとなくらい。
頭が回らない。
「最近ワンエンテレビで見るようになった。すごいね。みんなが眩しいよ笑」
おれが何も言えずにいると彼は続けた。
「 おれね、今度結婚するんだ。」
「え、、」
「ごめん急に。こんなこと聞いてもって感じだよね笑
でもなんか直弥には言っときたいて思って。」
「女の人、、と結婚、するの?」
「うん、女の人。大学の時の後輩なんだ。」
頭が真っ白になった。
そこからどうやって電話を切ったのか、
どうやって家に帰ったのか、
全然思い出せない。
幸輝はそんなことを俺に伝えて何がしたかったのか、
なんで今さらそんなことを伝えるために、
答えの出ない問いがずっと頭の中で反復していた。
自分でも方向性が分からなくってきてます笑
没作気味なので最後まで書くかわかんないです!!!笑