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「あの…」
声をかけられる
「はい」
「知無柚さんですか?」
「あ、はい!湖冬ですかね?」
「うん、うち湖冬!」
「可愛い!」
湖「ちゆも可愛いよ」
湖「とりあえず本名伝え合う?」
「うん」
「私は流山知豊柚」
湖「カッコイイ名前!」
湖「うちは、胡桃 恋羽音(くるみ こはね)」
「かわいっ!?」
「本名珍しいね」
湖「まぁね」
「あそこのカフェいく?」
湖「行く!」
そして、私たちはカフェに入る
コーヒーとココア、ティラミスを注文して話をした
湖「そーいえばさ」
「ん?」
湖「不登校の原因、教えあったことないね」
「確かに」
「今言う?」
湖「うん」
「恋羽音からでいいよ」
湖「うん、」
湖「うち、お兄ちゃんいるんだよね」
「うん」
湖「お兄ちゃんの名前宵波(しょうは)って言うんだけど」
湖「お兄ちゃん、イケメンでなんでもできて完璧なの」
湖「それがズルいって、いじめられて、何故か男子に庇われたけど」
湖「そのうちにね、男子もいじめに便乗して、変な噂流して」
湖「ヒートアップして家に入られて、怖くてしたがなくなっちゃって」
湖「不登校になっちゃった」
そう言いながらこはねを見ると
大粒の涙が目に溜まっていた
「泣いてもいいよ」
湖「え?ツー」
間抜けな声をだして涙を流した