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はじめまして。碧です。何故かチャットノベルが書きたいのに書けないのでノベルで頑張ってます。碧です(再)。

特に話すことないので本編どうぞ。











???「兄ー!準備できたー!?」

???「できたー」

???「早くこーい!」

???「わかってるよー」


4月。


とある街に住む兄弟は、引っ越しの準備をしていた。

それもかなり大掛かりだ。


しばらくは帰ってこないだろう。


とある街の一軒家。

窓を開け放ち、椅子に座って外を眺めるのは2人。


いぬたぬき(以下いぬ)「ぺんとー面白い話してー」

ぺんと(以下ぺん)「わかっ―いや無茶振りが過ぎるだろ」

いぬ「暇なんだもーん」

ぺん「だからってなんだ面白い話してーって」


2人がそんな事を話していると、1人の人物が2階から降りてきた。


つかさ(以下つか)「どうしたんですかー?」

いぬ「ぺんとが面白い話してくれないの」

ぺん「いやいや急に面白い話してーって言われて面白い話できる人稀よ!?」

つか「ふっwwそんな事ですかw」

いぬ&ぺん「笑うなーっ!w」


2人も笑ってるでしょ、とつかさが言い、ぺんとの隣に座る。

確かに、2人とも少しおかしそうに笑っている。


すると。


なでしこ(以下なで)「ガチャリただいまー!」

いぬ&つか&ぺん「おかえりー」

なで「いやー春だね!暖かいや」


なでしこは上着を脱ぎ、いぬたぬきの隣の椅子に掛ける。

ちなみに、なでしこは買い物から帰ってきたのである。


なで「3人ともどうしたのwそんなみんなしておんなじ場所に座っちゃってw」

いぬ「暇だったから外見てたの」

ぺん「同じく」

つか「同じく」

いぬ「いやつかさは僕らのやり取り見て面白そうだったから座っただけっしょw」

つか「まあ確かにw」

なで「なんなんだ君達はww」


紹介が遅れたが、ここはぼくらのハウス。

いぬたぬき、ぺんと、つかさ、なでしこが暮らしているシェアハウスである。

こういった何気ない会話で笑い、何気ない1日が終わっていく。





はずだった。




それは突然だった。


ピーンポーンという突然のインターフォンの音に、なでしことぺんとは動揺した。


いぬ「僕出るよ」


そう言っていぬたぬきが玄関に向かう。

ガチャリというドアを開けた音が聞こえ、その次に聞こえたのはいぬたぬきの叫び声だった。


何事かと思い駆けつけたのはぺんと。

そしてまたぺんとの叫び声が聞こえた。


一瞬つかさはこの流れだと自分も見に行き叫んだほうが良いのかと思ったが、やっぱり普通に真面目に見に行こうと思い、玄関に行く。

それになでしこもついていく。


そこには、ぺんとといぬたぬきの幼馴染、そしてその弟がいた。


えんちょう。(以下えん)「『ぼくらのキャンプ』のみなさん、こんばんは。俺は身に鬼のえんちょう。です」

えびす(以下えび)「同じく身に鬼のえびすです」

えん「えー、みなさんに報告したいことが

いぬ「えんちょう。!?えびすくん!?だ、っ誰かと思ったよ!どうしたの!?」

えん「…話を遮るなよ」

いぬ「あ、ごめん」


えんちょう。は一瞬表情を曇らせるが、すぐにさっきのような明るい笑顔に戻った。


えん「えっと、みなさんに報告したいことがあります。この通り、僕達はなんと鬼になってしまったようなんですよ」

えび「はい、それで、兄がぼくらのハウスに行きたいそうで、僕達も引っ越しに来ました!」


…確かに2人とも沢山の荷物を持っている。


だがなぜその流れで引っ越しに至る?


えび「少しはしょりましたが、まあ要は僕らも入れてくださいってことです!」

えん「…それははしょりすぎだよえびすさん。えっとね、コレには深ーーーい訳があって…」

えび「はい、その深い訳をいちいち話してる時間はありませんので!」


何を見せられているんだ?と思ったのはつかさ1人ではないだろう。

話には聞いていたがほぼ初対面の兄弟が急に引っ越しに来て、謎のアドリブ漫才を見せられている。

一体何の時間なんだ?



…だが、楽しいシェアハウスの仲間が増えるのは嬉しいことだ。


4人は声を揃え、大きな声で「ようこそ!!」と兄弟を歓迎したのであった…。

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