テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前回の話も読んでくださってありがとうございます‼︎
あの、♡が一気に1000くらいついていて、誰かは分かりませんが、本当にありがとうございます‼︎
(AIとかじゃないですよね……?)
ほんとに嬉しかったです‼︎
この作品を描き続けるモチベーションにもなりました‼︎
本当に感謝です
昇天しそう
それでは、本編へいってらっしゃい!
会議から2日後の、20:00
場所は比較的年季の入った倉庫内
マフィアの戦闘場所としては、よくある場所らしい
なんでも、公正な営業をしている製薬会社の保管庫に、不法の輩が忍び込んでいるのだとか
詳細はよく分からないが、取り敢えず生捕りにすればいいらしい
今この保管庫内には、騎士Xとめておらの合計10人が集まっている
翔「よし、集まったし、もう定位置についとこっか」
翔くんがそう言いながら天井を見上げる
天井には、太い配管が縦に横にと張り巡らされている
翔「配管がいい感じにあるから、上から襲撃する感じで行こう」
ロゼ「場所は適当でいいですか?」
翔「あ、一応力量とか見て、決めてあるよ」
そう言って翔さんが小さな紙を広げてみんなに見せる
紙を見て、各々二人で定位置に着いていく
俺としゆんくんは一番奥の左角だ
しゆん「おーいらぴす、行こう」
らぴす「あ、はい!」
積んである段ボールを足場にして、配管の上へ飛び上がる
上に到着したところで、しゆんくんが話しかけてくる
しゆん「らぴすってさ、なんでめておらに来たの?」
らぴす「え?」
しゆん「まさか、元々マフィアになりたかった、って訳じゃないでしょ」
らぴす「あぁ……」
あまりされて気持ちの良い質問ではない
それをあっちも分かって聞いているのだろう
それでも聞く姿勢に躊躇いがないあたり
やっぱりマフィアを職業にしてる人間なんだな、と思う
らぴす「兄が、殺されて」
しゆん「親は?」
らぴす「どちらも他界してます」
しゆん「ふーん、似てるね、俺と」
らぴす「えっ?」
驚く程軽い口調で
あまりにも重い事を口に出す
しゆん「俺も、兄弟殺されてるんだ。俺の場合、一緒に親も目の前で殺されたけど」
……この人になら
聞いてみてもいいだろうか
目の前で家族全員を殺されても
こんなに強くあれる人になら
聞いてみる価値があるかもしれない
自分があの日からずっと
思い続けていることを
らぴす「……しゆんくんは」
しゆん「ん?」
らぴす「しゆんくんは、何で自分だけ生きてるんだろう、って思ったことはありますか」
しゆんくんが軽く目を見開く
少し上を向いて固まった後
こちらに顔を向き直して話し始める
しゆん「……無い、って言えば、嘘になるけど」
らぴす「しゆんくんでも、思うんですか」
しゆん「まぁ、一人になって一ヶ月くらいは思ってたと思うよ。もうよく覚えてないけど。でもさ、俺、家族を殺した奴に言われたんだよね」
「お前は殺す必要無いから逃げろ」って
らぴす「っ‼︎」
体がかーっと熱くなる
心臓がうるさい
鼓動の音が嫌に大きい
あの日の声が蘇る
「逃げろ逃げろ。お前は殺す必要無いらしいから」
あの日の、あいつと似てる
いや、似てるんじゃ無い
同じなんだ
しゆんくんの家族を殺した奴と、俺の兄を殺した奴は、同じ人間なんだ
誰だ
声に聞き覚えがある
低い、冷たい、それでいて軽い口調
声が、輪郭を作り出す
何かが、見えるーーーー
しゆん「……大丈夫?」
らぴす「……!すみません」
現実に引き戻される
きっと俺は、酷く焦った顔をしていたんだろう
あの日のこととなると、毎回そうだ
しゆん「そう、それで、もう考えるのは諦めた。仕方ない、って」
らぴす「仕方ない……?」
しゆん「俺の家族は殺す必要があって、俺は殺す必要が無かった。だから、俺だけ生きてる。そうやって、割り切ることにした」
らぴす「……」
しゆん「そうすれば、自分や仲間が死んでも諦めがつく。殺されないといけなくなった人間が死ぬ、ただそれだけだって」
らぴす「……っ、すごいですね」
しゆん「まぁ、とにかくそんな深く考えるな。お前はたまたま生きてる、ただそれだけだよ」
らぴす「……そうですね。ありがとうございます」
しゆん「どーいたしまして?」
らぴす「何で疑問形なんですか?」
しゆん「いや、俺何かしたっけなって」
らぴす「はい、十分」
しゆん「それは良かった」
しゆん「ところで、ナイスタイミングで標的が来たんだけど。らぴす、行ける?」
らぴす「はい」
しゆん「それじゃ、行くぞ。せーのっ‼︎」
ー戦闘終了ー
※戦闘シーン書けなくてすみません……
翔「よし、依頼終了!」
メルト「やっと帰れるー」
みかさ「ちょっと血付いちゃったから早く服洗いたい」
心音「じゃあもう帰っちゃうか」
ロゼ「騎士Xのみなさん、今日はありがとうございました!」
てると「こちらこそありがとう!気を付けてねー!」
しゆん「じゃあなー」
ばぁう「ばいばーい」
翔「気を付けてなー!」
しゆん「あ、らぴす!」
らぴす「はい」
しゆん「これ、あげる」
らぴす「え……?あ、ありがとうございます」
しゆん「後々必要になると思うから。じゃあねー」
しゆんくんから、小さく折り畳まれた紙をもらった
何だろう……?
そこに書かれていたのは
どこかの住所
どこかは全く分からない
心音「らーぴす!行くよ!」
らぴす「うん!」
後で調べよう
俺にとって、必要な気がする
ー家到着ー
らぴす「ねぇねぇ、心音」
心音「なにー?」
らぴす「ここって、何処か分かる?」
そういってさっきの住所を見せる
心音「んー、△△区の〇〇〇……何処だろう」
らぴす「分かんないよね。ありがと!自分で調べる」
心音「うーん……あ!」
らぴす「え?分かった?」
心音「うん、多分。ちょっと待ってて」
そういって、自分の部屋に戻っていく
心音「お待たせ!やっぱり、合ってた」
らぴす「何処だった?」
心音「騎士Xが拠点にしている家だね」
らぴす「騎士Xの拠点……?」
心音「何で騎士Xの拠点の住所が書いた紙なんて持ってるの?」
らぴす「しゆんくんに渡されて……」
心音「うーん、何でだろう?まぁ、ほっといていいと思うよ。あの人もあの人で変な人だから」
らぴす「うん……。あ、ありがとう!」
心音「いえいえー」
なんとなく、ほっといちゃいけない気がする
だってしゆんくん
「後々必要になると思う」って
どういうことだろう……?
みかさ「ーぴす‼︎らぴす‼︎」
らぴす「え?」
みかさ「ねぇ、これ見て‼︎」
らぴす「何?」
みかさがすごい焦ってる
どうしたんだろう
脅迫とか?
みかさが俺に向けているPCの画面を覗き込む
そこに書かれていたのはーーーー
川稀
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#STPR#すとぷり#騎士X#AMPTAK×COLORS#めておら#すにすて
そあふぃー
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コメント
1件
しゆんくんの過去が明かされて、らぴすと重なる部分があるってわかったとき、すごく胸が締め付けられたよ…「自分だけ生きてる」って問い、私も考えたことあるから、すごく刺さった。それにしても、しゆんくんが渡した住所の紙、絶対ただの偶然じゃないよね。最後のみかさの焦りも含めて、続きが気になって仕方ない…!