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私とゼルゼディス様は平和でほのぼのとした日々を取り戻していた。庭ではメゾドリックさんが大あくびしながらくつろいでおり、私は新たにラーメン店の創業や水田づくりに挑戦していた。
ゼルゼディス様も相変わらず私の仕事を理解し、サポートしてくれた。
その頃のセイラの領地はかなり有名になり、人で溢れ、賑やかな街となっていた。
そんなある日、大工のアルトさんが屋敷の改築をしてはどうか?と持ちかけた。
確かにお金はあるのだし、屋敷はもうボロボロだった。
「えぇ、是非お願いします。」
ゼルゼディス様が言った。
私にも異存は無かったが、一つだけ気にかかる事があった。
今私とゼルゼディス様が一緒に寝ているのは、他の部屋の床が腐っている為だ。
もしも、改築すれば、別々の寝室になってしまうのでは無いか…?
しかし、一緒に寝たいなど、口が裂けても言えなかった…
着々と話は進んで行き、私達は宿屋に1カ月ほど寝泊まりして、屋敷は完成した。
以前よりも一回り小さいが、まるでおとぎの国の屋敷のように素敵だった。
それぞれの寝室が完備され、腐った床はどこにも無かった。
私がしょんぼりしていると、ゼルゼディス様は「どうかしましたか?」と尋ねた。
ゼルゼディス様は、どうもしないのか?と尋ね返したかった。
私はゼルゼディス様と一緒に寝たい。
それを言う事が出来ればどんなに良いか。
「わた、わた、私と一緒に…」
「わたがし?」
ゼルゼディス様がキョトンとする。
「違いますわ!
だから、つまり…」
「冗談ですよ。
今夜あなたの部屋に夜這いに行きます。
嫌なら今のうちに逃げて下さい。」
ゼルゼディス様は私の髪に口づけてそう言った。
もうっ!
良い所全部取るんだから!
♦︎
その夜…
彼が私の上で妖艶に動いている。
私はほんの少しの怖さとたくさんの嬉しさで、彼を受け入れた。
「エシャロット…
最高の夜を…
ありがとう…」
私の中に混ざり合いながら、彼はそう耳元でそう囁いた。
彼は私にキスの雨を降らせ、愛おしむように何度も何度も高みへ連れていってくれた。
「愛しています。
エシャロット。
これまでも、そして、これからも。」
「私もゼルゼディス様を愛していますわ…」
彼の頬に軽くキスすると、彼はまた覆い被さってきた。
全く、とんだエロ魔導士である。
そんな彼を私は微笑んで見ていた。
そして、何度も契りを交わしながら夜は更けていくのだった…
Happy Happy End…♡