TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



「ねぇ、今そっちはどうなってる?」


僕の数倍は小さい彼の墓石を眼下にして呟く。


前の君は僕よりずっと大きかったね

キスをするにも一苦労でよく笑いあったっけ

僕を見つめる翡翠色の瞳が愛おしくて

見つめるだけの時間もあったっけ

今でもいるはずだった君を思い出話にしかできない自分が悔しい


「…….会いたいよ…」


僕以外いない墓所につぶやきが木霊する

吹いている風が何故か彼みたいに

寄り添ってくれている気がして

僕は決意を固めることができた。



「会いに行くよ、今すぐに。」


僕は次に向かうことにした。

loading

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚