テラーノベル
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ある日の事─
主と後輩と同僚は、主の部屋に来るのがもう日課になっていた。同僚も、後輩が逐一執事達に全て共有していたので執事達ともだいぶなれ親しんでいた。
仕事が終わり3人は屋敷に行くため1人連れて行く度に、指輪の着脱で行き来していたのだが、どうにもわずらわしくなっていた。
そんな中、口を開いたのは同僚だった。
「なぁ…今のところ分かってんのは抱き締めるか、手を繋ぐかで行き来は出来るんだよな?」
「うん。結城君はアモンの事手繋いで連れて来てくれてたもんね!」
後輩は少し恥ずかしそうにして口を開いた。
「はい…流石に抱き締めるのはちょっと恥ずかしいというか…」
簡単に行き来出来ないのだろうか、と考えて居た時同僚は何か思い付いたのか指輪を手にした。
「向こうからの声がたまに聞こえるって言ってたけど、だったらこっちからの声も向こうに届かねぇのか? 今日の担当執事って◯◯の彼氏だっけ? 」
主は首を縦に振りアモンに届いて欲しいと思いながら、同僚が持っている指輪に話し掛けてみた。
「…アモン?聞こえる?もし、私の声が届いてるなら返事して欲しいの。アモン…」
主はアモンからの返事を期待して待っていると、指輪から声が聞こえてきて、同僚は指輪を机の上に置いた。
『え、◯◯さん!?何で…』
主はその時、何故かアモンが側に居る感覚があり、つい手を伸ばした。その時のアモンも主に手を差し出された感じがして手を伸ばしたのだった。
「アモン!」
主は伸ばした手にアモンが手を握ってくれる感触があったその時、指輪が輝きだし光りの中から アモンが出て来た。
「…え、俺…どうやって!?◯◯さんに呼ばれて手を差し出された感じがして…」
「私はアモンが側に居る感覚があって手を伸ばしたら、アモンが手を握ってくれた感じがして…」
後輩と同僚は担当執事だからなのか、心の繋がりなのか考えていたが、目の前にアモンが現れた事で指輪をつける以外の別の方法があるのだと確定した。
そして、主側の世界から執事達の居る世界に行く方法を再び考えだした。
主、アモン、後輩、同僚は執事達の世界に行く方法を考えながら机の上に置いてある指輪を触って居ると─
指輪がアモンが来た時と同じように輝きだしその場に居た全員が、光りの中に包まれていった。
主達が着いた先は、執事達の世界の主の部屋だった。だが、着地をするのが難しかったのか同僚が1番に転けその上に後輩が乗っかった。
主はアモンの咄嗟の反応でアモンに横抱きにされた状態でアモンは主を横抱きにして綺麗に着地した。
「…重い!早く退けよ!!」
同僚は上に乗っている後輩を退かし、アモンは主を立たせた。同僚が転けた音が屋敷に響いたのか、主の部屋へ掃除中だった執事達がやって来た。
「何事ですか!?…主様!来て下さったのですね。お帰りなさいませ、主様。」
「主様だぁ♡お帰りなさい、主様♪」
ナックとラムリが主の部屋に来て事の顛末を話した。
「…なるほど。では、指輪をつけなくてもこちらに来られたという事ですね。では、指輪は誰がお持ちなんです?」
ナックの質問に主達は誰の手に指輪がついているのかを確認すると、主の手に指輪がついていた。
「…私、つけた覚えないのになんで!?」
指輪は主が誰であるのかを分かっているのではないか、と後輩は推測した。だが、まだ確証はない…と考えて居たが取り敢えずと思い話してみた。
「なるほど…確かにそれはあるかもしれませんね。主様、ベリアンさんやルカスさんにもお話頂いてもよろしいでしょうか?」
ナックの言葉に主と後輩と同僚はベリアンとルカスの元へと行こうとしていると、ラムリも一緒に行こうとしたためナックに止められた。
「…ナックのくせに。主様、また会いましょうね♪」
ラムリは主達について行くのを諦めナックと一緒に掃除を再開した。
主達はベリアンとルカスに指輪の事を話に行き、執事達を集めて指輪の事を再び話した。
そして 別邸2階の執事達も主の世界には興味を持っていたため、まだ来てない事もあって連れて来る事にした。
主は指輪を外し机の上に置き、主と後輩と同僚と別邸2階の執事達は指輪に触れ主の世界に行く事を頭の中で考えていると、指輪は光り輝き光に包まれていった。
残された執事達は目を丸くし、本当に主の世界に行ったのだと確信したが ハナマルは少しだけ残念そうにしながら、口を開いた。
「主様に抱き締められながら行くのもドキドキして好きなんだがな…」
その事を聞いたアモンやボスキは頷いたがユーハンはふしだらな!とハナマルを叱りつけた。
†††
ベレンは咄嗟に主の腰を抱き手を取り優雅に着地し、後輩とシロとクロウザーは主の部屋に綺麗に着地出来たのだが、またしても同僚は着地に失敗し転けてしまっていた。
ベレンとシロとクロウザーはブーツを玄関で脱いだ後、主の部屋を見渡していた。
「へー!ここが主様のお部屋なんだね。連れて来てくれてありがとう。」
「ここがお前の部屋か…」
「ふーん…ここがご主人様の部屋か。」
主は気恥しい感じもあるが、ボスキがコーディネートしアモンもお花を選んでくれてボスキが選んでくれた花瓶にさしてくれているので、変な事はないだろうと思っていた。
「素敵なコーディネートだね♪もしかしてボスキ君に頼んだの?」
主はこくんと頷き、ボスキとアモンがやってくれた事を自慢げに話した。
その日はもう夜も遅い時間だったので寝る事になったのだが、またしても誰が主と一緒に寝るかという問題になった。
「あの…◯◯さんはどうしたいですか?」
後輩は主の意思に従う事にし、同僚もそれは同意していた。ベレンとシロとクロウザーも主の方を見て主の意見を伺っていた。
「えっと…私は誰でも良いんだけど、それは駄目なんだよね?…これは確認したいんだけどベレンもシロもクロウザーも私の事、どう思ってるの?」
主は自身の事をちゃんと好きであるというのが絶対条件にしているので、そこだけは譲れないようだった。
「…俺は主様の事、大好きだよ。主様が居ないと俺は復活する事は出来なかった。もしかしたらずっとあのままだったかもしれない。最初は妹感覚だったけど主様の優しさと芯の強さに惹かれたのかな…」
「我はあの時、故郷の長にならずにお前の執事を続けると決めたのだ。…お前はその意味が分からぬと言うのか?」
「俺はベレンやシロみたいに君と一緒に過ごした時間は短いけど、色んな意味で君から目が離せないっていうのは本当だよ。だから俺の事も魅了してみせてよ?」
同僚と後輩はクロウザーの言い分には納得がいかないものがあり、主に対しての好意はあまり感じられなかった。
「おい!そんなんで◯◯と一緒に寝ようってのか?俺は許さねぇ。」
「俺も先輩と同じです。たとえマフィアのボスであっても、◯◯さんの事を大切に出来ないのならクロウザーさんには俺らと寝てもらいます。」
クロウザーは同僚と後輩が牙を剥いてくるとは思わなかったらしく、目を見開いた後に不敵な笑みを浮かべた。
「…いいよ、君達と一緒に寝てあげる。ご主人様は2人の相手で忙しくなりそうだからさ。でも覚えておいて…俺は君から目が離せないって事。」
そう言って主の髪をすくい上げ、髪に軽くキスをして寝支度を始めるとそれを皮切りに主達も寝支度を始めた。
†††
「ふふ…こうして主様と一緒に寝られるなんて夢のようだな。俺は嬉しいよ♪主様、大好きだよ…主様は俺の事も受け入れてくれる?」
ベレンは真っ直ぐ主の事を見つめて熱烈な告白をすると、主は視線を逸らして髪で顔を隠していた。
「…ねぇ?顔見せてよ。」
ベレンは主の顔が見えるように髪をすくい上げると、主は視線をベレンの方に向けまた視線を逸らした。
「その顔は受け入れてくれたって事で良いのかな?…照れてる顔も可愛いね♡」
主は何も言わずに頷くと、シロの事も気になりシロの方を見た。
「ふん…我は先程も言ったはずだ。忘れたとは言わせぬ。好きなどという安っぽい言葉では我の感情は測れぬのだ。」
主はあまり感情を表に出さないシロなりに自身の事を想ってくれているのだろうと感じたのか、主は口を開いた。
「2人が想ってくれてるのは十分伝わったよ。ありがとう。…良いよ、私は2人の事もちゃんと受け入れられる。」
主がそう言うと、ベレンもシロも主の手の甲にキスをした。ベレンが主の服を脱がし始めると、シロは主の体を優しく撫で始めた。
「っん…あっ…」
主の甘い声でベレンもシロも自身のものを大きくさせ、シロが主の胸を堪能しているとベレンは主の下半身に手を伸ばし突起部を優しく撫で始めた。
「っん、ハァハァっぁあ!っぁんっハァ」
ベレンもシロも主の甘い声でだんだんと行動が大胆になっていった。ベレンは秘部に指を入れ始め、シロは胸元にたくさんキスを落としていった。
「っぁあ!んぁっぁあハァハァっんぁあ!」
ベレンは主の中に入れる指の数を1本から2本へと増やし、シロも優しく円を描くようにして胸をもみながら先端を吸ったり甘噛みしたりしていった。
「っぁああ!んぁっぁあハァっぅ゙ぁハァっ」
ベレンもシロも我慢が出来なくなってきたのか主の中に入れようとするが、どちらが先かで揉めていた。
「俺だって我慢出来ない!」
「我よりも先に入れようとするな!」
言い合いながらもベレンは主の中に入れた2本の指を激しく動かし続け、シロも優しく主の頭を撫でながら胸を揉んでいた。
「っんぁ!ぁあっんぅあハァハァっぁん!」
シロはベレンの指を主の中から出し、無理矢理自身のものを一気に入れゆっくりと動かし始めた。
「っぁああ!んぁっハァハァっぁんぁ…」
「あっずるい!…じゃぁ手と口でしてもらおっかな。主様、大丈夫?」
ベレンは自身のものを主の前に差し出すと主は手を伸ばしてベレンのものを優しく掴み、口に咥えると手を上下に動かし始めた。
シロは主の片方の手首を握って激しく動かし始め、主の突起部を優しく撫でると主は体をピクつかせながら何度も達していった。
「っんん!っふぁっんぅ゙んっんん!」
シロは主の締め付けが強くなり、我慢が仕切れなくなっていった。
(綺麗な体だな…こんなに我のものを締め付け淫れている姿を見られるとはな。…そろそろ我も限界か…)
「ぁあっハァっシロ…ぁああ!」
シロは主のお腹の上に全て吐き出すと、今度は俺の番と言ってベレンは主の中に入れていった。
主は何度も達した体にまた別のものが入ってくる感覚が気持ち良く、ベレンのものをキツく締め付け続けていった。
「っぁああ!ハァハァっんぁっ」
(キツっ…おれのに絡み付いてくる感じですぐに出ちゃいそう。)
ベレンは最初から激しく動きだし、全く余裕がなさそうな様子だった。
「っぁあ!んぅっんぁあっハァハァぁあ!」
主はベレンのものをキツく咥えてリズミカルに締め付けながら何度も達し続け、シロからの口元ギリギリのところにキスをされ続けていた。
(主様は可愛いな…ずっとこうして居たいけどもう限界だ)
ベレンの動きは一層激しくなって主の中を掻き乱し、シロは主の突起部を優しく撫で始めた。
「っんぁ、ぁあ!ハァんぅ゙っぁああ!」
ベレンは急いで主の中から抜き、あたたかいものを主のお腹の上に吐き出した。
主はベレンとシロからの愛情に包まれながら、ベレンとシロは主を抱き締めながら眠りについた。
一方隣の部屋では─
コメント
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うわあ、第29話、すごく進展しましたね…! 指輪なしで声だけでアモンを呼び寄せられた場面、すごくドキドキしました。主さんとアモンの「手を伸ばす感覚」が通じ合うところ、本当に素敵で、心の繋がりが感じられて胸が熱くなりました。 そして別邸の執事たちも主さんの世界に来られて、さらに世界が広がっていく感じが楽しいです。主さんが「ちゃんと好きかどうか」を大事にしているところ、すごく共感します。みーさん、毎回じっくり読ませていただいてます。続きも楽しみにしていますね🌷
ぷち
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ぷち
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